橋を架ける仕事についての往復書簡#06
こんにちは、長野から瀧内です。あっという間に自分が書く番が来ました。
予想外のもう1回書く宣言もあったので合計3週間か。でもこの前悩みながら書いていたなーとか思ってたけど、もう自分の順番とは...苦笑
さて、まず最初の質問からですが、仕事の内容やその仕事の中での担当の話。仕事をする上での立ち回り方、みたいな話でもあると思うのですが、考えてみると、支援系、マイプロ系を問わず、それぞれの仕事で大きく違いますね。自分の場合、役割だけでなく(大きな役割が設定されていなくても)仕事全体を見て、足りないところ補おうとする癖があって、いわゆる橋を架ける仕事として挙げられる、ファシリテーションやコーディネート、プランニング(総じてディレクションとか言ってたりもしますが)のそれぞれの足りない部分をやるだけでなく、必要に応じてリーダーシップも取ること(立てるべきは立てつつ)もあったりします。実際、求められているのはディレクションのみなので、求められてないのにやっていたりも。おせっかい的にやっているから感謝されないことすらあるのだけど、それはなんとなく、美学に近い気がしていて、企画全体が「美しい」かどうかなんてことをよく口走ったりしているようです。企画を「美しい」かどうかで見るって変わった表現でもあるんだな、というのは最近気づいたことなんですが(人に通じないので笑)
そうそう、この足りないことを補おうとする癖、受注する仕事にも影響している気がしています。まず「コミュニティデザイン 長野」って検索するとどうも僕しか出てこないようです(SEO以前の問題、笑)そんな感じで、人のやっていないこと、この地域に必要なことを考えて、仕事をしている、必要だけど、たいへんで、ほかにあまりいないから仕事になる、そんなこともあるような気がしています。
この往復書簡もいずれは書籍になるといいなーと思いつつ始めていたりしますが、そういう人の関わり方や必要な職能についても書籍にできるといいなと思っていたりします。書籍にした時点で過去になると思うので、考え続けるためにの場づくりもしたい。そういう意味でもオンラインでも橋を架ける仕事をする人たちに話を聞く、サロンみたいな活動は早く再開したいですね。
あ、もうひとつの質問の受付ですが、ラジオへおたより送る気分で書いてもらえたらと思って、フォームをつくってみました。(お気軽にぜひお寄せください!!)質問、届くと良いなあ...
https://forms.gle/vMEoesJ5G67diSza6
と言いつつ、お便りが届かない!なんてこともありそうなので、僕からも質問を。
洪さんにとっての、橋を架ける仕事のロールモデルっていますか?この人のこの部分とまた別の人のここ、とか部分的な話でもいいです。もちろん、いない、ってことでも笑
瀧内貫