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コンクリ-ト橋への水平力分担構造 施工報告あった橋を見学
耐震補強で資料を検索すると、施工報告の記事や建設関係の機関紙などが検索結果に出てきます。国道1号の河合高架橋の耐震補強報告もその一つです。下部工ブラケットが鋼部材ではなく、コンクリートの箱構造となっています。つまりは現地でポン付けできないので、そのご苦労が施工報告に書かれていました。
施工報告:静岡県土木施工管理技士会へのリンク
http://www.sizu-dobokugisi.or.jp/report/thesis/report15080501_19.pdf
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受ける水平力分担構造
鋼製の下部工ブラケットが多いと思いますが、コンクリート製となると景観的なメリットもありそうですね。また、鋼製ストッパーといったデバイスが入らないので、全体的な高さを抑えられ、鳥などへの対策としても良さそうです。
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橋脚梁部への水平力分担構造の取付の場合、下部工検査路のブラケット設置位置が確保できない場合があり、いささか大掛かりなブラケット形状になることがあります。写真ではきれいに取りついており、スペースの有効活用的な位置関係ですね。
それにしても、現場の方のご苦労が伝わってきます。