鞠子橋(山梨県)の耐震補強を拝見
山間のワインディングルートを進んでいくと、カーブの先の橋の耐震補強が見えることがあります。鞠子橋は山梨県道18号を進んでいったときに、ふと目に飛び込んできました。
新しいコンクリート縁端拡幅の上にSEリミッターが載っているようです。
橋の色も落ち着いて景色になじんでいて、さらにちょこんとSEリミッターのコンパクトさと色合いがマッチしていますね。
それにしても、既設支承のタイプ、下フランジの厚さを見ると、古さを感じてしまうのですが、意外に情報量が多い写真ですね。剛性を持たせるためにt=22mmとすることが多いのですが、受ける側の剛性も何とかしないといけないかも、と考えてしまいます。
それにしても支承上部にあるボルトはなんだろうか?落橋防止装置を取り付けるための横梁の接合部なのか?そんなことを考えつつ。
山間の小規模な橋でしたが、地域間をつなぐ道の耐震補強が進んでいる様子が伝わってきますね。