アンカーボルトねじ切り部:断面積低下の悩み解決~各社の製品展開
耐震補強設計などで下部工ブラケットを設置する際、アンカーボルトの設計では、ねじ部にかかるせん断力に抵抗する断面積がポイントになります。定着される異形棒鋼部に比べてねじ切り部の断面積が小さくなるので、せん断力が高い場合には、必要本数が増えたり、サイズを一つ上げたりと、悩みのタネになります。
そんな中で、デバイスメーカーのWEBサイトを拝見していたら、ありがたい製品がありましたので、リンク先を貼っておきます。
悩みどころの解決策としては似ているように見えて、製作方法の違いがあってこちらも見どころです。転造ねじについては以前からあったと思いますが、圧接での製作については建設分野ではあまり見かけなかったように思います。(個人的知見の範囲なのでご容赦を)
現場では削孔サイズの限界がありますので、特に現場での困りごとの解決にありがたい製品ラインナップと感じています。