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信玄橋(山梨県)の耐震補強を拝見
いろいろな橋の耐震補強を拝見していますが、ふと考えると、それは耐震補強メニューや補強デバイスを知っているからであって、なじみのない方にとってはまったくわからないですよね。
いつになくネガティブな書き出しですが、ふとこのページのバナー写真の説明には困るなぁと感じたからです。
「あれはなに?」「ロケット!」と、そんな会話にもなりそうな上揚力対策工です。
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橋脚の形状や剛性との関係なのか、L2水平力が大きかったんですね。
この桁高で上揚力対策工が設置されているのは意外でした。そして構造のディテールを近くで見られて良かったです。
![](https://assets.st-note.com/img/1737637526-PaSgZAwRB6E8qF7r5oXMslVu.jpg?width=1200)
水平力分担構造は横梁+緩衝ピン+コンクリート台座の組み合わせのようです。橋座面の上にきれいに設置されていますね。
もちろん、橋脚補強ありです。
河川敷を歩けると、間近に見られて良いですね。その橋の特徴が伝わってきます。