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ブライダルの業務効率化ってどういうこと?(2021年2月25日配信)
※本記事は毎週配信しているメルマガ「ブライダル業界の"裏"知恵袋」の過去ログです。購読希望の方はこちらから(無料)。
おはようございます。
アナロジーの市川です。
第71回目はテーマは「ブライダルの業務効率化ってどういうこと?」です。
特にこの1年は経営の効率化という背景から業務効率を見直そうという動きが活発になってきたなぁと思っていまして、今回は業務効率化って何?取り組みを進める上で大事なことって?といったことを書いてみます
(5790文字 / 約12分で読めます)
ブライダル業界で話される業務効率化
昨年はDXというワードも流行りましたが、業務効率化、生産性向上といったテーマは昨今ホットな話題の1つです。様々な産業において、脱ハンコ、テレワーク推進、SaaSの活用などに代表されるようにデジタル化意識の高まりを感じています。
さて、ブライダル業界ではどうでしょうか?いろいろな発信を見ているんですが、
・FAXでの受発注をメールでするようにしよう!
・エクセルではなくスプレッドシートを利用しよう!
・紙台帳ではなくカレンダーアプリを使おう!
・Zoomを使ってオンライン接客をしよう!(これは別の文脈もありますが)
・メールではなくチャットツールを使おう!
・顧客情報を業務管理システムを使って管理しよう!
のように個別具体論で語られていることが多いなーという印象を持っています。
このあたりは以前配信した「ここが変だよブライダル(2020年9月24日配信)」でも書いているのでお時間あればご覧ください。
で、この流れで1つ気になるのが上流の議論がないこと。
何のために業務効率化するのか?その目的は何か?その目的が達成されると会社、社員、顧客にどんなメリットがあるのか?などってあんまり見ないなぁ、と。
これって例えば、上腕二頭筋の鍛え方、大胸筋の鍛え方、大腿四頭筋の鍛え方、体幹の鍛え方とかをすごい議論しているのに、その筋トレを成し遂げたときにプレーにどう活かせるんだっけ?という話がないスポーツ業界、のような感じ。
一般的には、業務効率化によって社員の生産性を向上させることが目的、その成果は社員1人当たり売上高や総労働時間など経営指標で測定することが多いかなと思いますが、結婚式場をはじめとしたブライダル企業でもそのままその設定で進めていくことができるのか?について、今回は考えてみようと思います。
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