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現場を知らないくせに(2022年5月5日配信)

※本記事は毎週配信しているメルマガ「ブライダル業界の"裏"知恵袋」の過去ログです。登録のこちらから(無料)。

おはようございます。
ブライダル3.0を実現したいアナロジーの市川です。

第132回目はテーマは「現場を知らないくせに」です。

ちょっとした自分の昔話と、ブライダル業界で仕事をするのに現場経験て必要か?って言う話です。

(4507文字 / 約9分で読めます)


現場を知らないくせに

これ、今まで僕が1万回は言われてきた言葉です。
今でもたまーに言われることはありますけど。

ご存知の方もいるかもしれませんが、僕自身はウェディングプランナーとして働いたことがありません。というか結婚式場で働いたこともないし、なんなら実際の結婚式に何かしらのスタッフとして携わったこともなく、ゲストとして10回くらい列席した経験しかありません。

10年前にブライダル業界に入ったときは26歳で完全業界未経験、列席経験すらゼロ。初めての結婚式の参加は入社直後にあった新店オープンのシミュレーションでした。

今振り返ればよくそんな状態でブライダルの会社に入ったねwという感じですが、当時はリーマンショック後の超絶不景気での転職だったので、仕事あってよかったー!くらいにしか考えてなかったんですよ。

で、そんな若造が中途で入社してきて、営業企画だか営業推進だかという偉そうな部署に配属されて、カタカタとエクセルをたたきながら「今月の数字はよくないですね~」と業界歴10年以上の支配人に向かって言っていたわけですから、

「はぁぁん?、お前現場知らないくせに何言ってんだよ(; ・`д・´)」

こう言われることが多かったんです。というか毎月言われてた気がします。。

こんな感じで僕のブライダル業界でのキャリアはスタートしたんですが、今ではこれだけ多くの方にメルマガをお読みいただいたり、お仕事させて頂いたりしています。

ということで今回は、もともとウェディングの仕事に興味があったわけでもなく業界未経験で(というか未だに現場の経験もない)僕が、何を意識して現場の方々と仕事してきたか、今しているのかについてをお話します。

※ちなみに、同じ会社の社員なので「現場」とか「本社」とか表現するのが僕個人としては好きではないのですが、業界ではよくこのように言われてたので今回のメルマガでは「現場」と書きます。

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