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決まった商品を提供するのってそんなに悪ですか?(2021年10月28日配信)
※本記事は毎週配信しているメルマガ「ブライダル業界の"裏"知恵袋」の過去ログです。登録の方はこちらから(無料)。
おはようございます。
ブライダル3.0を実現したいアナロジーの市川です。
第106回目はテーマは「決まった商品を提供するのってそんなに悪ですか?」です。
テンプレートな結婚式に対しての意見を最近よく見かけるので、ちょっとなぁと思うことを書いてみます。
(4039文字 / 約8分で読めます)
結婚式のオリジナル化トレンド
・いつも通りの挙式
・決まった料理メニュー
・提携先からしか選べないドレス
・テンプレートなタイムスケジュール
・みんな同じ引出物
・お決まりのエンドロール
など、いわゆる「一般的な結婚式(挙式・披露宴)」に対して、それを悪としてお客様1組1組ごとに自由であるべき論みたいなものが増えてきたなと感じています。
僕がこの業界で働き始めた10年前とかは結婚式はこういうものという価値観が当たり前だったように思いますが、結婚式のオリジナル化とも言いましょうか、もっと自由にあるべきという考え方が顧客側からも提供者側からも聞くようになってきました。
一方、最近はHPを見ても媒体を見てもSNSを見てもどこもかしこもオリジナルウェディングだらけで、実態はさておきオリジナルウェディングとは何ぞや?みたいな感じです。普通のマンションとデザイナーズマンションの違いって何?みたいな。
個人的な意見としては一般的な流れや商品構成の結婚式(※今回のメルマガでは、以下「テンプレ結婚式」と表現します)が悪いとは思っておらず、むしろ結婚式という商材の特徴を考えると顧客にとってメリットも大きいとさえ思っています。
今回は最近なんとなく僕が思っている業界の現状否定への違和感について書いてみます。
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