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式場の人材不足を補うビジネスモデルについて解説します(2022年4月21日配信)

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おはようございます。
ブライダル3.0を実現したいアナロジーの市川です。

第130回目はテーマは「式場の人材不足を補うビジネスモデルについて解説します」です。

最近自分の回りでプランナー集めと式場への営業が多いという噂をよく聞くので、説明するよっていう回です。

(3759文字 / 約7分半で読めます)


今式場で何が起きているのかとその背景

昨今の結婚式場は人材不足です。

婚礼組数の減少(コロナ起因の延期やキャンセルなど)に伴い、2020年後半から多くの人材が業界を去りました。そして、2021年後半あたりから徐々に組数は回復しつつあるものの、必要な人材を採用しきれていない状態が続いています。

その結果、従事者数に対して仕事量が多く多忙になる&採用がうまくでない、それが続くとまた離職につながるため負のループが加速する、というのが現状です。

これを解決すべく、今結婚式場では業務委託契約で案件単位で仕事しませんか?とフリープランナーや副業プランナーに声をかけるケースが増えています。

またそれと同時に、フリープランナーや元プランナーの方を集めて式場に営業に行くサービスや事業者も増えてきており、採用以外の方法のプランナー人材争奪戦がかなり過熱している状態と言えます。

フリーランスや副業のプランナーが結婚式場の仕事を案件単位で行うパターンは大きく分けると以下の3通りになります。

で、式場担当者やプランナーの方とお話させてもらうと、この違いなどをよくわかってない人がほとんどで、でもこれがわからないとお互いに正しい判断ができないよなーと思うわけです。

・受託者側のプランナーは契約企業や案件の比較ができない
・委託者側の式場担当者はサービスごとのメリット・デメリットの比較ができない

ということで今回はこれらの方法の違いについて解説する勉強回になります。

実際に弊社でWedding Me Worksというサービスを運営して得た知見から書いているので(ちなみにビジネスモデルとしては③に該当)、もし事実と異なることがあればコメントください。

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