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社会人インターン的な仕組みを考えてみた(2024年11月28日配信)
※本記事は毎週配信しているメルマガ「ブライダル業界の"裏"知恵袋」の過去ログです。登録のこちらから(無料)。
おはようございます。ウェディングの民主化を実現したいアナロジーの市川です。
第264回目はテーマは「社会人インターン的な仕組みを考えてみた」です。
意外といけると思ってるんですよね。
(3487文字 / 約7分で読めます)
昨今のブライダル業界人材模様
具体的な仕組みの前にざっと背景認識から。
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【企業の採用サイドの近況】
20代後半の即戦力プレイヤー層と管理職~支配人クラスの人材不足が特に深刻。中途採用したい
でもなかなか転職マーケットに求める人材が出てこず採用できない
未経験のポテンシャル中途採用は求めていない、新卒で採れるし若手人材は社内に多い
フリーランスや副業のスポット人材は充足しているので今すぐに欲している感はない
【従事者サイドの近況】
新卒3年~5年くらいで転職や退職を考える人が増え始めるトレンドは以前から変わらず
これまでは人材や不動産、ITなど他業界への転職が多かったが最近は独立する人も増加
フリーランスや副業のプランナーは増加の一途で、需給バランスで言えば供給がやや過多の状態
ブライダル→他業界→Wedding Me Works等でブライダルの仕事を再開→やっぱいいなと思ってブライダルの世界に戻る人はけっこういるっぽい
また、一度フリーになったけど、数年後にやっぱり正社員になろうと思って雇用に戻る人もけっこういる
【ブライダル業界経験者の転職】
他業界も転職先の候補に入れている場合は、リクルートエージェントやDODAを使う人が多い
同業界内転職の場合はリファラルか指名応募が多い
リファラル:同僚や先輩に相談するケース、複数企業と提携のあるパートナー企業担当者へ相談するケース、の2つ
指名応募:CRAZY、ウェディングデザインラボ、など明確にここで結婚式の仕事をやりたい!というのを事前に知っていて応募
自力検索や業界特化エージェントもあるけど、あんまり使われているイメージはない
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まとめると、
総じて言えばやや人材不足ではあるが、リソース調達方法は多彩になってきていてそれらをうまく活用すれば頭数は揃う
ただし、育成や管理を任せれる人材、将来的に会社のコアを担う人材はどこも手薄
従事者側のフリーランス化の流れはまだ続いているものの、出戻り組も増加しており、長く続けることの難易度は上がっている
おそらく今後は新しくフリーランスになる人と雇用契約に戻る人がバランス化していくと想定
といった認識でいます。
この環境下と今後の予測に対して、どのような仕組みがあると双方にとってwin-winな仕組みになるのかを考えてみよう、が今回のテーマです。
社会人インターン(的な)仕組みの概要
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