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結婚式が好きだからブライダル業界で働く、は間違っていると思う話(2021年1月21日配信)
※本記事は毎週配信しているメルマガ「ブライダル業界の"裏"知恵袋」の過去ログです。購読希望の方はこちらから(無料)。
おはようございます。
アナロジーの市川です。
第66回目はテーマは「結婚式が好きだからブライダル業界で働く、は間違っていると思う話」です。
ブライダル業界で働く意味って何だろう?という内容をお送りします。
(4981文字 / 約10分で読めます)
好きなことで生きていく
何年前ですかね、この言葉が流行ったのは。ちょうどYoutuberという言葉(職業?)が出始めた2014年~2015年ころだったと記憶しています。
このメルマガの読者の約8割はブライダル業界の方です。
あなたは、好きなことで生きていけているでしょうか?
・結婚式が好きだから
・列席したときのみんなの幸せにあふれた時間が素敵で
・TVで見てウェディングプランナーに憧れていて
・ウェディングドレスを扱う仕事をしたくて
弊社で運営しているブライダル業界で働きたい方向けの転職支援サービスで求職者の方とお話しすると、このような志望動機をお答えいただくことが多いです。特にブライダル専門学校の学生の方や業界未経験の方だとほとんどそうですね。
逆に一般的な就活や転職時によく聞く
・キャリアアップを目指していて
・高収入を目指したくて
・将来は起業したくて
・レベルの高い環境で仕事がしたくて
といった志望動機は聞いたことがありません。
つまり「結婚式が好きだから」という理由や想いがきっかけとなってブライダル業界のプランナーやスタイリストを目指した、そして今ブライダル業界でお仕事をしている、という方がほとんどなんじゃないかなぁと思っています。
それなのに、好きなことを仕事にしているにもかかわらず早期離職する人が多かったり、好きで始めたはずなのに結婚式が嫌いになって去っていく人も少ないないのもブライダル業界の1つ特徴です。
これは、仕事においては「好きなこと」と「やりたいこと」って実は一致していないことが原因の1つだと僕は思っていて、どうやったら解決できるんだろう?何をどう伝えていくと「好きなことのはずなのにミスマッチ」という状態を抑えることができるんだろう?転職支援サービスを始めて求職者からの相談を聞くたびに悶々と考えています。
まだ自分の中でも結論が出ていないお悩み真っ最中のテーマなんですが、今回はそんなお話を書いていこうと思います。
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