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wedding to earn(2022年6月9日配信)

※本記事は毎週配信しているメルマガ「ブライダル業界の"裏"知恵袋」の過去ログです。登録のこちらから(無料)。

おはようございます。
ブライダル3.0を実現したいアナロジーの市川です。

第137回目はテーマは「wedding to earn」です。
読者の前提知識を完全に無視している気もしますが、どうやったら作れるかなぁと考えている未来の世界観について書いてみます。今回長いので時間あるときに…。

(5087文字 / 約10分で読めます)


move to earn「STEPN」の流行

流行ってますね(流行ってましたね、かも)。4月~5月でSTEPNきっかけで暗号資産を始めた人は多かったのではないかと思います。ちなみに僕は乗り遅れたのでやってません。

残念ながら中国の規制が入った5/26にGST、GMTが暴落し今は崩壊かと言われていますが、それでも2年前のAxie Infinityのように一つのムーブメントを築いたプロジェクト(以下、PJ)だと思います。

STEPNが気になる方は調べてみてください。
※念のため、この記事はSTEPNなどのアプリを推奨しているものではありません。もし投資される際はご自身の責任でお願いいたします。

さて、move to earn(m2eと書くこともある)とは「動いて稼ぐ」をコンセプトにした仕組みのことで、NFTやブロックチェーン技術を使うことで歩いたり走ったりしてトークンを獲得することができます。要するに稼ぐことができる。

で、m2e以外にも

・play to earn:スマホゲームなどをプレイして稼ぐ(Axie Infinity、など)
・listen to earn:音楽を聴いて稼ぐ(PENTA)
・talk to earn:話して稼ぐ(AZITO)
・sleep to earn:寝て稼ぐ(SleepFuture)

など、○○ to earnと呼ばれる様々な仕組み、PJが登場し、盛り上げりを見せています。

特に盛り上がりを見せているplay to earnをものすっごい雑に書くと、ドラクエやFFのゲーム内で稼いだゴールドやギルを暗号資産と交換し、その暗号資産を日本円などと交換すると稼ぐことができるよ、みたいなイメージです。

m2eやp2e系のPJは次々と生まれており、さながらスロッターやってた時の新機種登場ラッシュ気分を思い出させてくれています。

残念ながら現在だとポンジスキームや詐欺的なPJも横行していてまさに玉石混合といった感じなので、投資は自己責任ではあるもののかなり慎重に選択していかないと実際にちゃんと稼ぐのは難しい状況です。

しかし、これまでの「対価を支払ってサービス・役務を受ける」という常識から、「サービスを活用して稼ぐ」という新しい常識に変わっていく過渡期の入り口に差し掛かっているのかなという気がしていて、数年後には今の経済圏ルールを根こそぎ変える可能性を感じています。

○○ to earnについての詳しい説明は今回は割愛しますが、このようなエコノミクスの変化が世の中で起こっていった場合に、ブライダル業界はどのような影響があるんだろうね?というのが今回のテーマです。


wedding to earn

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