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結婚式を好きな人と優秀な人(2021年8月19日配信)

※本記事は毎週配信しているメルマガ「ブライダル業界の"裏"知恵袋」の過去ログです。購読希望の方はこちらから(無料)。

おはようございます。
ブライダル3.0を実現したいアナロジーの市川です。

第96回目はテーマは「結婚式を好きな人と優秀な人」です。
これからブライダルで必要になる人材はどんな人なんでしょうね?という話です。

(3487文字 / 約7分で読めます)


ブライダルを好きな人と優秀な人

まずはこちらの動画をご覧ください(2分44秒)
https://m.youtube.com/watch?v=n15ykXLILgk

ひろゆきの切り抜き動画で、話している内容を簡単にまとめると
・会社が求めるのはその人と一緒に働きたいかどうか
・その会社(や商品)は好きかどうかや入社意欲、キャリアプランは関係ない
・給料高いから、とかの入社意欲で十分で、高いパフォーマンスを出してくれればOK
といった内容です。

動画内ではニコニコの話をしていますが、ニコニコ動画を結婚式に置き換えて考えてもらえるとブライダルの話としてイメージしやすいかなと思います。ニコニコ動画ができてからニコニコが好きで入ってきた人よりも、そうじゃない人たちの方がドワンゴで活躍してるってところね。

例えばブライダルで考えると、なし婚(結婚しても結婚式を挙げない人)に対するアプローチで
・結婚式大好きな人はどうやったら結婚式の魅力を感じてもらえるか?と考える
・そうじゃない人は結婚式なんてやるつもりないんだから、結婚のタイミングでどうやったらお金落としてもらえそうか?その企画のために現有リソースをどのように活用できるか?と考える
とアプローチの方向性がまるっきり違うよね、と言った感じかな。

***

さて、こういった話を聞いてどう思うかは人によって結構差がありそうだなと思うものの、今ブライダル業界従事者では「結婚式(または会社)が好きだからこの仕事をしている」人の割合がかなり高そうです。

個人的には「結婚式を好きかどうかは関係ない」とまでは思わないものの、好きな人たちだけが集まっても発想の限界は出てきそう、パフォーマンスも頭打ちになりそうと思っています。

そこで今回は、これからのブライダル業界においてどんな人材が必要になるか?を考えていきます。

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