ブランディングは「逃げ」だと思っていた話(2020年11月26日配信)
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こんにちは。
ブライダル業界の知恵袋を運営しているアナロジー代表の市川です。
メールマガジン「ブライダル業界の"裏"知恵袋」では、毎回1つのテーマやトピックについて、ブログでは書けなかった内容をより深く・本音でお送りしています。
第59回目はテーマは「ブランディングは「逃げ」だと思っていた話」です。
式場やプロデュースなどのブライダルサービスの集客の話をしていると「ブランディングが必要だ」と言う人がけっこう多いですよね。でもそれ、どこまで深く考えて話してますか?今回はそんな話。
ブランドとブランディング
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●ブランドとは
人が企業や商品に対して抱くイメージ全体。ここで言う企業や商品の中には、企業名や商品名、キャッチコピー、デザイン、会社や販売店の建物など、様々な要素が含まれています。
これらの要素自体やその組み合わせだけでなく、それを見聞きした人が抱く「かっこいい」とか「洗練されている」などのイメージ全体がブランドと呼ばれます。
(中略)
●ブランディングとは
ブランディングとは、企業や商品のイメージ=ブランドに対して、プラスの影響を与える活動の全体を指します。
つまり、商品や店舗をかっこよくデザインしたり、ロゴを目立つように設置することは、ブランディングの一部でしかなく、これらの活動を連携したり継続したりすることで、顧客により良いイメージをもってもらうことがブランディングとなります。
また、前述のように、顧客だけでなく内部の人も、企業や商品に対して様々なイメージを抱いているため、ブランディングにおいては広い範囲の人を対象に行うことが大切であると言えます。
(出典)企業のブランドとブランディングの違いから見える4つのメリットと2つの大原則
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普段からよく耳にする「ブランド」という言葉、そしてそのブランドを作り上げていく「ブランディング」という活動。
マーケティングやブランディング部門などに携わる方だけではなく、一度は考えたり業務で触れたりしたことがある方も多いと思います。
ブランディング活動を通じたブランドの構築は、企業レベルでもプロダクトレベルでももちろん重要な要素です。
ただ、他のマーケティングの施策(媒体運用、リスティング、SEO、SNSなど)と比べるとかなり抽象度が高く、個人的にはこれまでほとんど取り組んできませんでした。むしろブランディングを強く推す人は逃げの選択をしているんじゃないか、くらいに思っていました。
そんな考えだった自分が最近少し変わってきたんですよね。今回はそんなブランディングの捉え方に関する話です。
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