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ブライダルの業界再編は起こるのか?(2021年4月1日配信)

※本記事は毎週配信しているメルマガ「ブライダル業界の"裏"知恵袋」の過去ログです。購読希望の方はこちらから(無料)。

おはようございます。
アナロジーの市川です。

第76回目はテーマは「ブライダルの業界再編は起こるのか?」です。
話題としてはホットなんだけどかなり繊細なテーマなので書いてみたら長くなりました。時間あるときにお読みくださいませ。

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(7334文字 / 約15分で読めます)


昨今のニュース

ワタベウェディングが私的整理 興和の完全子会社に
通販大手の千趣会、ブライダル事業の子会社2社の全株式を投資ファンドに譲渡
・(ちょっと前だけど)【婚礼業界再編】テイクアンドギヴ・ニーズが海外挙式子会社を売却

昨年から(特に上の2つはここ2週間のニュース)ブライダル企業を非ブライダル企業やファンドが買収するニュースが続いています。正確な背景は知らないので買収と表現したほうがいいか譲渡や売却の方がいいのかは微妙かつ繊細なところではありますが、売上規模が100億円を超えるような企業の動きはこれまではほとんどなかったので、かなり気になっている人も多いのではないかと思います。

こういったニュースが出てくると
・株式譲渡されて完全子会社化されるとどうなるんだろ…?
・自分の会社は大丈夫かな…?
・もし会社が売られたら自分は解雇されるのかな…?
など、いろいろと考えてしまう人もいるでしょう。また、直接自分の会社が変わらなかったとしても、これだけ大きな規模&知名度のある企業の事業譲渡や買収が今後もあり得るとなった場合に、業界勢力図が大きく変わり相対的に影響を受ける可能性も考えられます。

ということで今回は、こういった各社の動きなどを踏まえてこれからどんなことが起こり得るのか?その時に何ができるのかの予想を書いてみようと思います。

※前提として、僕自身は上記ニュースやその他ブライダル関連の情報については公開情報しか知らないので、実際の背景とは異なる可能性があります。あくまで個人としての見解ですのでその点はご了承ください。あと、M&Aの専門家ではないのでもし内容に誤りがあったらご指摘いただけますと幸いです。

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