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今の業界課題は全部ゼクシィが原因だ(2020年7月2日配信)
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こんにちは。
ブライダル業界の知恵袋を運営しているアナロジー代表の市川です。
メールマガジン「ブライダル業界の"裏"知恵袋」では、毎回1つのテーマやトピックについて、ブログでは書けなかった内容をより深く・本音でお送りしています。
第38回目はテーマは「今の業界課題は全部ゼクシィが原因だ」です。
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ゼクシィは偉大だ
1993年の首都圏版創刊移行、これまでどれだけの影響をもたらしてきただろうか。
「プロポーズされたらゼクシィ」のキャッチコピーで多くの認知を獲得し(今は別のコピー)、リクルートの最高傑作と言われることもある。
カップルが自分で式場を選ぶことが普通になり、ゲストハウスという新しい選択肢が生まれるなど、これまで多くのウェディングトレンドも作られてきた。またその間ゼクシィネットやゼクシィなびとその領域を広げ、様々な式場探しの選択肢も提供してきた。
今の結婚式場探しはゼクシィなしでは考えらえない。もはやゼクシィ依存症とも言えるだろう。
多くのトレンドを生み出し、式場のビジネスモデルを変え、20年以上にわたり最も知名度の高い存在。媒体というカテゴリを超え業界における唯一の存在とも言える偉大なサービスである。
だがしかし、ゼクシィは巨大になりすぎたと思う。
巨大すぎるがゆえにスピードが失われ、時代の変化スピードとズレてきている。
「会場建てて映える写真をゼクシィに掲載すればそれなりに集客できる」
という結婚式場にとって巨大なメリットがある一方、
「ゼクシィというメディア上での競争に勝たなければどんなにいいサービスを提供していても負ける」
という負の側面の方が大きくなってきている。
今のブライダル業界はあらゆるものがゼクシィありきで作られていると言ってもよい。
会場はもちろん、営業スタイル、オペレーション、ウェディングアイテムまで、意識しているかはさておき、背景を深ぼっていくとゼクシィがあるからこうなっているのである。
顧客目線でも社員目線でも経営目線でも様々な課題が表面化してきているが、その原因は結局ゼクシィがあるからだよね、という内容をテーマにお送りする。
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