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仕事スタンスとキャリアの話(2020年7月23日配信)

※本記事は毎週配信しているメルマガ「ブライダル業界の"裏"知恵袋」の過去ログです。ご購読希望の方はこちらから(無料)。

こんにちは。
ブライダル業界の知恵袋を運営しているアナロジー代表の市川です。

メールマガジン「ブライダル業界の"裏"知恵袋」では、毎回1つのテーマやトピックについて、ブログでは書けなかった内容をより深く・本音でお送りしています。

第41回目はテーマは「仕事スタンスとキャリアの話」です。
仕事の頑張り方が変わっていくよ、という話です。

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仕事を頑張ることのスタンス​

いきなりですが、みなさんはお仕事頑張ってますか?
私は頑張っています笑

この「頑張っているかどうか」には明確な基準や定義がないのであくまで自己判断ですが、多くの人は自分は頑張っていると考えていると思います。

一方、社会全体で見たときに「仕事を頑張ること」の対する価値観は徐々に変わってきているように感じます。

これまでは「会社が決めたルールや規則に従って、忠実に業務を遂行すること」=「この社員は仕事を頑張っている」という考え方がマジョリティでした。

結婚式場運営企業でも新規や打合せのオペレーションがきっちり細かく決められていて、それを忠実に実行することでどこまで数値成果を残せるか、を評価基準としていることが多いでしょう。これは、業務が先に決まる→それを遂行できる人材を採用する→実行具合い(定性)&成果(定量)で評価する、という考え方で事業が運営されていると言えます。

また個人のキャリアの観点でも、決められた業務を実行すると「プランナー→チーフ→マネージャー→支配人→統括」のようにある程度自分がどうなるのかの道筋が見えていました。

ですが、先日のYahoo!の副業人材募集のようなニュースが出てくるように、企業の機能調達と個人のキャリアの分離が起こりつつあります。

テクノロジーやマーケットがすさまじいスピードで発展しビジネスルールが頻繁に変わる中、企業側でその対応を人材自前採用&業務定義&忠実遂行していては変化スピードに追い付けないからです。なので、その時必要な機能(=スキルを持った人材)を副業でもいいからチームにどんどん取り入れていこうと考えるように変わってきました。

さらにここ数ヶ月、コロナの影響で働き方が大きく変わった(というかもともと起こっていた変化を加速させたが正しい捉え方かな)のもあり、正社員を抱えることはリスクが大きいと考える企業は増えたことも一因と思います。特に日本では一度雇用すると簡単に解雇できないですしね。

そうなると、これまでの価値観で一生懸命仕事を頑張ってきたとしても、マーケットルールが変わり会社が方針を変えるとその時点でキャリアが途絶えてしまう可能性が高くなります。

つまりこれからは、これまで良しとされてきた「会社が決めたことを一生懸命頑張る」という仕事スタンスだけではなく、社会やマーケットで必要となるスキルを身に付けてキャリアを自分で作っていく、というスタンスも必要になるのです。

よく言えば自分の未来を自分で自由に作れる言えますし、厳しく言えば自分で考え無ければ誰も未来を描いてくれない、こんな時代になると私は考えています。

今回のメルマガは、こういった仕事を頑張ることの価値観が変化していく中で、どのように考え行動していけばいいのか、というお話です。

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