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会場の価値と結婚式の価値は別だと思う話(2025年1月23日配信)

※本記事は毎週配信しているメルマガ「ブライダル業界の"裏"知恵袋」の過去ログです。登録のこちらから(無料)。

おはようございます。ウェディングの民主化を実現したいアナロジーの市川です。

第271回目はテーマは「会場の価値と結婚式の価値は別だと思う話」です。タイトルは違いますが前回の続き。

(3447文字 / 約7分で読めます)


ざっと振り返り

前回の記事では、今のブライダル業界課題を市川がどのよう認識しているか?について書きました。

  • 結婚式は「会場選び」と「プロデューサー選び」で決まる。同じ会場でもプロデューサーが違えば仕上がりもプロセスも変わる

  • ただ日本の結婚式場運営は、式場保有企業と運営企業が同一であることがほとんど

  • なのでゼクシィをはじめとしたメディアは視覚的にわかりやすい式場情報を掲載する

  • 「結婚式場探しから始める」が一般化した結果、即決/単価アップ/画一的な内容など現在の業界慣習が出来上がる

  • SNS等の浸透による流通情報量の爆発、Z世代に代表される価値観の多様化などを起点にして、結婚式離れが起こる

  • 現在の業界商慣習はこれまでの流れの中で事業者が最適化した結果であり、時代と合わせるためには新しい仕組みが必要だと考える

ざっとこんな感じです。

で、じゃあどんな仕組みが必要なのか?について、今考えていることを書くよっていうのがが今回のテーマです。一言で書くと、こんなメディアを作りますって話です。


会場の要素とプロデュースの要素を分けて考える

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