見出し画像

ブライダルの仕事はやりがい搾取なのか?(2022年9月22日配信)

※本記事は毎週配信しているメルマガ「ブライダル業界の"裏"知恵袋」の過去ログです。登録のこちらから(無料)。

おはようございます。
ブライダル3.0を実現したいアナロジーの市川です。

第152回目はテーマは「ブライダルの仕事はやりがい搾取なのか?」です。
特に退職済みの方からよく聞くワードなんですが、これについて考えてみました。

(3469文字 / 約7分で読めます)


やりがい搾取に関連する定義の整理

まず今回の記事を書くに当たりざっと諸々の自分の中での定義についてです。

●仕事のやりがい
自分が従事した仕事に対して、以下のような満足感を得られること。

・心の底から楽しむ気持ち
・達成感
・満足感
・充実感

●やりがい搾取
企業が労働者に対して「仕事のやりがい」を悪用することによって、不当に以下のような行為を強要すること。

・低賃金労働
・長時間労働
・劣悪な環境下での労働

●やりがい搾取の具体例
・割増賃金を支払わない
・最低賃金を下回る
・有給を取得できない

●やりがい搾取が起こる原因
・ブラック企業の横行
・労働環境の問題
・ワーカホリックの問題
・価値観のミスマッチ

●やりがい搾取が起こりやすい企業や職場の特徴
・「好きだから働く」という人が多い
・自己評価の低い人が多い
・成果主義

(参考)https://www.kaonavi.jp/dictionary/challenging-exploitation/

いろいろな記事や事例を見たのですが、自分なりの解釈と照らし合わせてこの整理が一番しっくり来たのでほぼ引用させてもらいました。詳しく読みたい方はご覧ください(外部サイト)。

今回はブライダル業界の就労の現状を鑑みて、やりがい搾取なのかどうかを考えてみます。


結婚式の仕事はやりがい搾取なのか?

ここから先は

2,740字
この記事のみ ¥ 100
期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?