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差別化の前に必要なこと(2023年1月19日配信)

※本記事は毎週配信しているメルマガ「ブライダル業界の"裏"知恵袋」の過去ログです。登録のこちらから(無料)。

おはようございます。
ブライダル3.0を実現したいアナロジーの市川です。

第168回目はテーマは「差別化の前に必要なこと」です。新規事業企画や起業・独立を考えている方向けに書いてみました。

(3554文字 / 約7分で読めます)


差別化って何?

マーケット環境が大きく変わってしまった昨今、ブライダル事業者の新規事業立ち上げや個人の独立・起業は以前と比べて明らかに増えてきました。

新しく事業を立ち上げる、自分のプロデュースブランドを作る、などの場合、

・サービス名称の決定
・ビジネスモデルの決定
・事業計画の策定
・マーケティング戦略の策定
・オペレーションの設計
・実行計画の策定

これらのタスクを1つずつ進めていき最終的にリリース→運用→成長と続いていくわけですが、なぜかその過程で「差別化ポイント」を必要以上に意識している(意識し過ぎている)人が多いなと感じています。

職業柄、新規事業立案の相談を受ける機会も多いのですが、

・うちのサービスは他社とはここが違うから売れるはずだ、とか
・今こんな企画を考えているんですが他にも同じようなサービスが多くて差別化できない…、とか
・この新サービスの強みは「○○が差別化されているので…」、とか

こういった話をよく聞くんですよね。

そもそも差別化とは、簡単に言うと「類似サービスと自社サービスの違い」のことを指すのですが、僕個人の意見としては差別化の前に必要なこと、もっと重要で考えなければいけないことがあると思ってまして、今回はその話を書いてみようと思います。


差別化って本当に必要?

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