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コロナ後の2020年に起こる結婚式場の未来予想(2020年4月2日配信)

※本記事は毎週配信しているメルマガ「ブライダル業界の"裏"知恵袋」の過去ログです。ご購読希望の方はこちらから(無料)。

こんにちは。
ブライダル業界の知恵袋を運営しているアナロジー代表の市川です。

メールマガジン「ブライダル業界の"裏"知恵袋」では、毎回1つのテーマやトピックについて、ブログでは書けなかった内容をより深く・本音でお送りしています。

第25回目はテーマは「コロナ後の2020年に起こる結婚式場の未来予想」です。

元になるブログ記事はなく、様々な情報を私が見聞きする中で考えていることをまとめます。


直近:キャッシュの確保​

3月~4月の施行がキャンセル・延期になると、すぐにキャッシュが耐えられるかが問題となります。特にこの時期は繁忙期なのでこの期間で稼いだお金を支払いの当てにしていた企業は多いと思います。

また、4月から新卒社員が入社してくるので人件費も上がります。各社の残高次第ですが、取り得る施策は「借りる」と「支払いを減らす(または後ろにする)」の2つ。

①借りる
取引のある銀行や信用金庫などへの相談をするのはもちろん、政策金融公庫の規制も緩和されるので情報収集は感度高く行うことが必要です。ただし、聞く限り窓口は猛烈に混んでいるそうなので、早めに動くことが必要です。
(参考)経済産業省「新型コロナウイルス感染症で影響を受ける事業者の皆様へ

②支出を抑える
・会場費(主に家賃)→交渉の余地あればですが、抑制はほぼ不可能と思う
・人件費→中途採用はすでに止めている会社が多い、ここを削るのは最後の手段
・水道光熱費や消耗品費→電気消す、水止める、印刷しない
・広告費→後述しますが今広告打ってもリターンが少なすぎるから減らすことを推奨

このメルマガを書いている時点でも状況は変化しており先行きは不透明ですが、キャッシュが尽きたらそこで終わりなので、まずは1ヶ月でも長く事業継続できるための資金確保を全力で行ってください。

早くて6月末、普通に考えると9末、長くかかるとと年末くらいに収束、と専門家によってもその予想は様々ですが、いずれにせよこの状況が落ち着くまでは延期するカップルが出続けると思います。

その期間をしのぐためにまずお金を借り、とにかく支出を抑えて限られた資金で回す、これに尽きます。


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