ブライダル業界のビジネスリテラシーについて考える(2020年4月30日配信)
※本記事は毎週配信しているメルマガ「ブライダル業界の"裏"知恵袋」の過去ログです。ご購読希望の方はこちらから(無料)。
こんにちは。
ブライダル業界の知恵袋を運営しているアナロジー代表の市川です。
メールマガジン「ブライダル業界の"裏"知恵袋」では、毎回1つのテーマやトピックについて、ブログでは書けなかった内容をより深く・本音でお送りしています。
第29回目はテーマは「ブライダル業界のビジネスリテラシーについて考える」です。
元になるブログ記事はなく、ここ数週間考えていたことをお送りします。
ブライダル業界で働く人のビジネスリテラシー
いきなり煽りますが、ぶっちゃけ低いと思うんです。
・インサイドセールスって何?
・売上と利益とキャッシュの違いは?
・取締役と執行役員の違いは?
・36協定って何?
・SEOとリスティングの違いは?
・広報と広告の違いは?
・Vlookupとピボットテーブル使って集計できる?
・HTMLとCSSって何が違うの?
例えば上記は、営業、会計、組織、労務、マーケティング、分析、エンジニアリングの各分野の本当に基礎的な質問ですが、これらに回答できる人はほとんどいないんじゃないかなと思います(いやいや余裕ですよ、っていう方は今回は読んでもいいことないかもしれません)。
プランナーやスタイリストなど職種問わずブライダル業界で働く方(特にお客様と接する仕事の方)は対人接客能力は突出して高いものの、社会人としての一般教養とも言える基礎知識やスキルが足りていない人が多いと感じています。
職人というか専門性の高いスキルに極端に偏ったスキルセットになっているんですよね。
こんなイメージ。
また、特に分業制の式場で働いているプランナーはさらにスキルが細分化されているのでもっと出っ張りが尖っている感じで、新規プランナーだけ10年やったとしても一人で集客/成約/打合せ/施行の一連のウェディングプロデュースするスキルが身についていないことがほとんどですね(この話はまた別の機会に)。
で、これまではこのスキルセットでも何とかなっていたのですが、これからはもっと広範な知識やスキル、それに伴うマインドが必要になってくると個人的には思っていて、今回はそんな話です。
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