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2024年を振り返る(2024年12月26日配信)

※本記事は毎週配信しているメルマガ「ブライダル業界の"裏"知恵袋」の過去ログです。登録のこちらから(無料)。

おはようございます。ウェディングの民主化を実現したいアナロジーの市川です。

第268回目はテーマは「2024年を振り返る」です。ブライダル業界、会社、個人、2025年へ、という流れで書いていきます。今年最後の配信です。

(3196文字 / 約6分で読めます)


ブライダル業界の2024年

もうよくわかんねぇ、が本音です。

僕から見えている全体感をざっと列挙するとこんな感じ。

  • マーケット全体のシュリンクはかなり進んでいそう、式場運営事業者は総じてかなりきつい

  • 脱ゼクシィはかなり進んでいそう、非出稿でも2025年の秋まで完売の会場の話とかは聞く

  • フリープランナーやクリエイターは増加したが、超人気の人から仕事ない人まで様々

  • フォトは相変わらず多いけど、撮影依頼先がかなり分散している印象

  • 会場の保有と運営の分離は進んでるし今後も進みそう。事業譲渡や資本業務提携、大企業の連合化は来年以降も増えそう

感覚的にはこうなんだけども、誰に話を聞くかで同じ事象に対する印象も全然違うし、局所ごとに起こっている事実も全然違うので、全体像で業界を捉えて表現することはだいぶ難易度高いなぁ、と思っています。年々わからなくなってきてる。

もしかすると業界全体で捉えることにあまり意味をなさなくなってきているのかもしれません。

式場運営に限れば勝ち組と負け組の「二極化」が進んでいると言えるのだけど、プレイヤーの種類が増えた昨今では勝ち負けの定義も人や企業によって違うので「多極化」が進んでいるというイメージ。

また結婚式自体も多様化しているとは言われているものの、完全オリジナルな事例が増えたというよりは定番のウェディングコンテンツの取捨選択の割合が変化した、アレンジの幅が広がった、という感じでビジュアルのインパクトが大きく変わっているわけではなさそう。なので対顧客にはわかりにくい変化と言える。

来年どうなりそうかはまた年明けに書きますが、大きく何かが変わることはなさそうかなぁと、今起こっている変化がそのまま続きます、ってイメージです。


アナロジー社の2024年

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