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結婚式場運営が成り立つ限界地域(2024年2月22日配信)
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おはようございます。
ウェディングの民主化を実現したいアナロジーの市川です。
第224回目はテーマは「結婚式場運営が成り立つ限界地域」です。
ブライダル業界は市場縮小が~、、、ってよく言われるし僕も言っている気がするので、統計データを使って考えてみます。
(3069文字 / 約6分で読めます)
統計データを見てみよう
人口動態の統計データをもとにした都道府県別の婚姻組数
結婚式実施率を一律で60%と設定した場合の結婚式実施組数
ゼクシィに掲載されている都道府県別の会場数
このデータをもとにグラフを作ってみます。
![](https://assets.st-note.com/img/1708563829269-vzinGzKU8l.png?width=1200)
横軸が掲載会場数、縦軸が結婚式実施組数、点線が近似曲線で、右上にある外れ値っぽいのが東京都で、それ以外の都道府県が1つ1つの点になります。
この点線の上側は掲載会場数に対して結婚式実施組数が多い都道府県つまり相対的に競合環境が緩い、逆に下側は掲載会場数に対して結婚式実施組数が少なく相対的に激戦区となります。
![](https://assets.st-note.com/img/1708563829211-40BPuJ4MaZ.png?width=1200)
もう1つ、棒グラフが結婚式実施組数、折れ線グラフが1会場当たり組数の都道府県別のグラフです。
棒グラフが高いほど絶対数が大きいのでシェアを取れればポテンシャルはある、折れ線グラフが高いほどエリア内平均シェアを取れた場合の絶対数が大きいことを表してます。
グラフ作成の元データは以下のスプレッドシートにまとめてありますので興味あればご覧ください。
なお、数字の見方としては以下の点ご留意ください。
県をまたぐ顧客の流出/流入については考慮していない
ゼクシィ非掲載の式場については考慮していない
同一会場別屋号出稿している場合は別会場としてカウントしている
都道府県別の披露宴実施率の違いなどは考慮していない
1会場当たりの結婚式実施組数であって、1バンケット当たりの組数ではない
精緻な分析とは言い切れませんが、全体像をつかむくらいならいけるかな?ってことで話進めます。
もう少し詳しく見てみよう
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