「賢い花嫁」結婚式＝父母の子育て卒業式。その衣えらぶ時。

お疲れさまでございます。「賢い花嫁」へメッセージの８回目です。今回は、衣裳合わせのなかでも、花嫁自身のことではない部分のお衣裳合わせについてです。

それは、たいせつな々、賢い花嫁にとって、地球上で最もたいせつな、御父上、御母上の衣裳についてです。

だけど、よくわからない？知識は無いに等しい・・・！ほとんどの花嫁たちが、この状況です。よって、下記の内容は知っているだけで、賢い花嫁たちの安心へ繋がります。

尚、今回も、この投稿の一番下へ、今までの投稿７回分を添付しておきます。

「賢い花嫁」へ向けたメッセージ投稿のラストです。地球上で最もたいせつな、御父上、御母上の衣裳合わせについて書きます。

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◇　まえおき

我が子の結婚式は、ご両親にとって子育ての卒業式です。なんとも言葉にしがたい一日を過ごされます。よって、軽装でもいいような結婚式の形でも、ある程度きちんと感があることをおすすめします。

「凛とした姿」で、その場を迎え、過ごし、卒業した方が、親にとってもその後の人生が有意義です。

結婚式が、神前式、仏式ならば、お母さまは黒留袖が、いちばん格が高い衣裳です。それに合わせると、お父さまは黒紋付になります。

チャペル式の場合、教会によって違います。これは、フォーマル度が違うと思ってください。正式には、お母さまは、ロングドレス、お父さまは時間によって違いますが、モーニングや燕尾服になります。

人前式では、衣裳に関する決まりごとは無いので、「場」「規模」に合わせることをおすすめします。

というように、本来は、その場にあった服装が望ましいのですが、日本の結婚式では、お母さまは黒留袖、お父さまはモーニングが多いので、この２点について書きます。

祝い御衣には、意味や深い想いがあります。知らないと、何でもいいになりがちです。ですが、知ることで、親の想いに、深く感謝する日々が訪れます。

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◇　「父上母上御衣裳合わせ」

婚礼衣裳レンタルの企業やお店には、黒留袖、モーニングを取り扱っていない場合もあります。または、別のお店を紹介される場合もあります。または、同じ店舗でも、接客担当者が変わる場合もあります。

商品の在庫点数も、各企業、各店舗さまざまです。傾向として、花嫁衣裳主体のドレスサロンも増えていますので、この点ご注意ください。一か所で、すべての衣裳が整うことが楽です。ベストですが、数か所で手配をする場合もあります。

事前に、調べておくことをおすすめします。または、両家のご両親と話し合い、ご両親それぞれが手配することもよいと存じます。ただ、それであっても、一緒に付き添ってほしいです。その時を、想い出のひとコマとして。

・ヒヤリング、カウンセリング

―　お母さまの黒留袖

身長、お洋服サイズ、足のサイズ、新郎新婦どちらのお母さまなのか？、好みの色柄、などを聞かれます。時に、年齢を聞かれます。お着物には、ふつう幅と広幅があります。まれに、長尺の在庫を持たれている場合もあります。

ふつう幅、９号～11号の方。広幅、13号～の方。長尺、身長165センチ以上の方。このように対応できる商品は、ある場合とない場合があります。予約時に、確認しておくとお母さまが安心されると存じます。

お着物を着る機会が少ない場合、その不安内容も、細かくお伝えください。お母さま自身が、不安感を口にすることはされないかもしれないので、代弁して差し上げてください。

ここでは、お母さまの好みをしっかりとお伝えください。

―　お父さまのモーニング

身長、体重、ウエストサイズ、股下サイズ、靴のサイズ、スーツのサイズ、等を聞かれます。わからない時は、その場で計ってもらってください。

Ｙ体、Ａ体、ＡＢ体、Ｂ体・・・。など、体格に合わせた表示と、身長に合わせた表示が組み合わさって、サイズがあります。たとえば、身長170センチ、ふつう体型であれば、「Ａ-5」です。

サイズの見極めは、普段のスーツサイズを参考にされるか、プロに任せてしまいましょう！

―　確認すること

どれとどれがレンタル価格に含まれるのか？ほかに準備することは、なにがあるのか？ここで購入できるのか？購入商品は、挙式当日自分で式場へ持参するのか？などなど、細かく確認しておきましょう。

・セレクト

―　お母さまの黒留袖

商品を出していただきながら、試着するのではなく。おすすめを出していただき、並べて、じっくりと観察してください。3点～6点くらいは、柄違いを見ていきましょう。

その中から、3点ほど絞り込んでみてください。それから、ご試着されることをおすすめします。

お留袖は、上半身には柄がなくて、腰骨あたりから下へ柄があります。上半身は、どれも黒です。柄の好き嫌いは、分かっても、似合う似合わないは、分かりづらいと思います。よって、セレクトは、プロの力をしっかりと借りましょう！

―　お父さまのモーニング

モーニングの種類は、あまりありません。デザイン違い、黒とチャコールグレーのパターンなど、２～3種類のデザイン在庫がほとんどです。

価格を確認して、高いほうが仕入れが新しい、またはブランド商品と思ってください。この段階では、同じサイズで、黒とチャコールグレーを選ばれてもよいと存じます。お父さまのお好み重視で選んで差し上げてください。

・ご試着

―　お母さまの黒留袖

選んだ黒留袖を、鏡に近づいたり、離れたりしながら見ていきましょう。最後は、お母さまのお気持ちを重視してください。母としての卒業式の衣ですから。

―　お父さまのモーニング

大切なことは、サイズが合っていること。着心地が良いことです。ズボンの丈の長さ。上着の袖の長さ。肩幅、胸幅。などなど。違和感がないようにしてください。父としての卒業式の衣です。

追加。ここまでの内容は、レンタル衣裳としてのことになります。黒留袖、モーニングを、専門店で御仕立されることもよいと存じます。

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◇　賢い花嫁へ

この時間を、どの時間よりも大切にしてください。普段の衣裳合わせよりも短時間で済みます。レンタル金額も、ドレスのように高くありません。よって、大体でいい感覚にもなりがちです。

ご両親にとって、初めてのこと、初めての場面です。表現されないけれど、緊張されています。緊張と、親としての複雑なお気持ちが交差するころです。

子として、ご両親を慈しむお気持ちをおもちください。それが、結婚式をより佳き日とします。

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◇　結び。

親も子もですが、挙式が終わり、ホッとしたころに懐かしく想いだすひとコマになります。自論ですが、親子の想い出は、たくさんある方がよいと思っております。

今回で、「賢い花嫁」へむけたメッセージは、いったん最後です。結婚式のご準備で、初めてのことだらけで過ごす中、すこしでも不安要素がなくなるために、知っていれば安心できるので、そのために書きました。

「賢い花嫁」とは？

ここまで読んでくださった、あなたへ投げかけます。答えは、様々だと存じます。私にも、わたしの答えがあります。その答えは、時を過ごしていくと変わることがあるかもしれません。無いかもしれません。

では、では。

明日も、会いましょう！

・「賢い花嫁」編　１投稿目

・「賢い花嫁」編　２投稿目

・「賢い花嫁」編　３投稿目

・「賢い花嫁」編　４投稿目

・「賢い花嫁」編　５投稿目

・「賢い花嫁」編　６投稿目

・「賢い花嫁」編　７投稿目

そして、今回が８投稿、「賢い花嫁」へのメッセージ投稿ラストです。最後の最後まで、目を通してくださり、本当にありがとうございました。

今後も、「賢い花嫁」へ伝えたい、伝えた方が良い！と思い立ったときに、書きたします。心からの感謝を込めて、ありがとうございました。m(__)m