「新規来店予約」への概念。予約時のブライダルアイデア書きました。

お疲れさまでございます。こんな言葉から仕事がはじまり、土日になると「おめでとうございます！」「お幸せに！」Be happy！だらけの一日になる。その仕事が、結婚式をつかさどるブライダル業界の仕事です。

このように土日や祝日、大安、友引、などの、佳き日には、結婚式が執り行われることで、多数の「おめでとうございます！」に包まれる場面があります。また、結婚式へ夢みるカップルが、結婚式場やドレスサロンへお越しくださることで、「おめでとうございます！」に囲まれ、包まれる場面もあります。

ようは、ブライダルの仕事とは、ふたつのBe happy！に遭遇する場面が多々あります。佳き日のたびに、幸せエネルギーがチャージできる仕事です。「あ・り・が・た・い！」よって、この仕事のとりこになるスタッフさんも多いです。

ここまでが前置きです。ここから、考察して今日のアイデア（提案）を思いついたきっかけとなる概念の話しです。

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◇　「新規来店予約」の概念

ブライダル業界だけではなく、広く多くのサービス業には、「新規来店予約」というカテゴリーが存在します。これは、読んで字のごとく、初めてご来店されるお客さまのご予約のことです。

この「新規来店予約」がたくさん入る方が、ご契約につながる確率が上がります。売上があがる可能性も高くなります。よって、だれもが、どこもが一生懸命であり必死です。

コロナがやってきて、その対策と共に、「新規来店予約」を一組でもたくさん確保するために、ブライダル業界のほとんどの企業が模索しながら進んでいます。そこには、さまざまな新しいアイデアが出来上がってきています。

ですが、見逃されていることがあると感じました。そもそもになりますが、「新規来店予約」は、なぜ？一日なのでしょうか？もしくは、なぜ？一回（一度）なのでしょうか？これが不思議でした。

結婚式場にて、新規来店のお客さまを接客する時、その時間が２時間～４時間、５時間に及ぶときもあります。（２時間強ぐらいが平均です。）自社の会場やプランや、いままでの結婚式の様子などを、たくさん見ていただきたい！その気持ちの表れです。インパクトをあたえることもできます。

お客さまは疲れます。他に予定があっても、仕方なく付き合う場合もあるでしょう。そんな気になってしまう時もあるでしょう。ですが、このようなお客さまの感情が発生したら、それは接遇とは程遠いものとなります。

よって、「新規来店予約」の、固定された考え方、長く続いてきた慣例を疑ってみました。時代が変わろうとしている時に差し掛かっているので、疑わないともったいないです。

概念が悪いわけではなく、長く続いた時、変化を感じる時は、諸々と疑った方が、新しいことが始まりやすくなると存じます。それらのつながりや、プラス効果で変革が起こるのだと思っています。

これは、ひとつのアイデアというよりも提案です。

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◇　「新規来店予約」

「新規来店予約」が、二日間でもよいのでは？二回でもよいのではないでしょうか？

現場では、新規来店の予約が入った時、あたりまえのように、「お客さま、ご来店は、いつがよろしいでしょうか？何時がご希望ですか？」と、お客さまに聞きます。たとえば、この時「お客さま、ご来店はいつといつがよろしいでしょうか？」「この日は、何時と何時をご希望ですか？」

Special 2 days for new customers　「新規顧客のための特別な２日間」

｜新規来店予約を二日間、または２回にする方がよいと考えた理由｜

・お客さまの想いを叶えるため

・一過性ではない、生涯つづく顧客満足度をあげるため

・企業も、接客スタッフも、「上質な仕事」をするため

人と人は、同じ時間を長く過ごした方が、信頼関係は強くなります。同じ作業をすることで、その絆が深まります。できない理由は、たくさんありますが、できる方法もたくさんあります。

若いお二人（お客さま）の立場に立って考えた時、この提案が浮かびました。

｜接客話法例｜

「お客さま、わたくし共では、お客さまとの出会いを一期一会のとても大切であり、貴重な時間だと捉えております。人と人は、互いが必要だから、出会うべくして出会ったといいます。それも、お客さまから、わたくし共を探して見つけてくださいました。その出会いのお礼をさせてください。」

「通常であれば、新規のお客さまのご来店予約は、一日であり、一回です。ですがそこに疑問を抱きました。お二人のご希望や想いをお聞きして、会場をご案内して、結婚式のことをお伝えして、とても一日や一回では時間が足りません。」「おもてなしの時間を、わたくし共にいただきたいのです。」

「その一回は、お二人でご来店ください。もう一回は、親御さまやご兄弟（姉妹）、またはお二人の親しい方とお越しください。他の方のご意見も聞き、相談しながらすごしていただきたいです。結婚式は、人生のとても高価な買い物になります。判断することに、慎重になっていただきたいです。わたくし共にそのお手伝いをさせてください。出会ってくださった御礼として。」

つたない話法例ですが、よろしければ自身の言葉に置き換えてみてください。参考にしていただけますとありがたいです。

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◇　結び。

時間は有限ともうします。限りある時間だからこそ、共に有意義に過ごすことを、仕事から学ぶことができます。今日の内容は、ドレスサロンでももちろん使えます。前回の投稿にも書きましたが、アイデア（提案）とは、思いついた時、同時刻で１００人が同じアイデアを思いついている。と思っています。自論です。

そして、行動する人はわずかです。読んでくださった方が、お仕事の現場にて、お立場上、差別化対策の事案や、ブライダルフェアなどを考えるきっかけになれば幸いです。また、すでに取り組まれている企業さまもあるかもしれません。その際は、悪しからずです。

今日は日曜日、新規ご来店の、お客さま接客でお忙しいと存じます。張り切ってお過ごしください。ブライダルを、毎日々応援しております！

では、では。

明日も、会いましょう！