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イメージの本
#イメージの本
を見てきた。
私は主語の認識が甘い。
いつも思い出をつめたガラクタボックスのなかになにかの反動でランダムに突拍子なく手を突っ込み、そこからただ触れただけのなにかをつかんで見せているみたい。イメージの断片しかない。そこには物語がなくて、起承転結もない。説明もできない。
それでも人と関わりたいし生きている限り何かしらの責任を積み重ねている自覚もあるけれど、イメージはどう共有できるんだろうなんて、考えたり考えなかったり。
するけど、すぐにそんなことを考えたことも、忘れてしまうこともわかってる。すこしでも振り返り、思い出せたらいいんだけど。
なにかのきっかけで思い出させてくれる人が、わたしにとってとても有難い。
"世界が良くならないのは悲しみが足りないからだ"
"断片のみが本物の痕跡を持ち運ぶのだ"
赤と青と黄 の色彩が、とても眩しい。