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【セミナー】新任担当者のための『内部統制評価』の基礎実務
日時
2025年1月10日(金) 10:00~17:00
講師
樋口公認会計士事務所 公認会計士 樋口洋介 氏
1999年横浜国立大学経営学部卒業。2000年に監査法人トーマツ(現・有限責任監査法人トーマツ)へ入所、上場企業の財務諸表監査やリスクマネジメント業務に従事。2006年樋口公認会計士事務所開業。2009年株式会社わかば設立。「企業のモニタリング活動の最適化」に貢献すべく、上場企業・上場準備企業を中心に、内部統制報告制度の簡素化・最適化・再構築支援業務、内部監査の充実に向けた支援業務、各種セミナー・教育研修業務を提供している。
開催にあたって
金融商品取引法に基づく内部統制報告制度が導入されてから10 数年が経過し、制度そのものは安定的に運用されています。
一方、各社においては評価部門担当者の異動が断続的に行われ、自社の内部統制報告制度への対応業務(評価範囲・文書化・整備評価・運用評価・監査法人対応等)を如何に引き継ぐかが課題となっています。
当セミナーでは、新しく内部統制報告制度に携わる部門へ配属された方を対象に、内部統制報告制度への対応業務について、概要から詳細な手続までを、具体的な設例も交えて解説致します。
対象
内部監査部門/本テーマにご関心のある方
プログラム
1.内部統制の基礎
内部統制とは
内部統制とは/内部統制の構成要素金融商品取引法における内部統制
金商法における内部統制とは/内部統制の4つの目的
2.内部統制報告制度の概要
内部統制報告制度とは
目的やゴール、期限など内部統制報告制度の枠組み
有価証券報告書と内部統制報告書~全体で考える内部統制報告制度対応の流れ
何を評価すればいいのか?
どのように評価すればいいのか?制度改訂の要点
3.制度対応業務の概要
評価範囲の決定
評価範囲の決定プロセス~グラフによるイメージで概要を掴む整備状況評価と運用状況評価
整備状況評価の目的と方法・留意点/運用状況評価の目的と方法・留意点
4つの評価手法と留意点/組み合わせが必要な理由有効性判断の概要
有効性判断の概要/内部統制の不備と開示すべき重要な不備/
金額的重要性と質的重要性/評価結果の4つの類型と内部統制報告書
4.文書化の基礎
文書化の概要/全社統制の文書化/販売プロセスの文書化
5.決算・財務報告プロセス・IT統制の基礎
決算・財務報告プロセスの概要/IT統制の概要/IT全般統制の概要
6.内部統制の整備状況評価の基礎
整備状況評価の概要
「デザインの評価」のポイント
6つのチェックポイント「適用状況の検証」のポイント
ウォークスルーの実践~準備から当日の流れ、まとめまで
7.内部統制の運用状況評価の基礎
運用状況の評価の概要
運用状況の評価の詳細
受講料
1名につき
会員 44,000円(本体 40,000円) 一般 48,400円(本体 44,000円)