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イタリア的朝ごはんムリーノビアンコのビスケット

ローマ土産にMulino Biancoのビスケットを3種類買った。

ムリーノビアンコはパスタで有名なBarilla社の傘下にあるイタリアの老舗メーカー。
水車小屋のマークが目印の、イタリア人なら誰もが知っているブランドだ。

朝ごはんにビスケット

ところでイタリア人は朝ごはんにビスケットやクッキーを食べるのをご存知だろうか。

お気に入りのビスケットとカプチーノ、もしくはエスプレッソで済ます。ちなみにカプチーノは朝に飲むもので、食後には頼まないのがイタリアのルールらしい。

私はそうとも知らず、食後にカプチーノを飲んだ気がする。少し恥ずかしい。

Baiocchi

気を取り直して、まずはピスタチオ味のビスケット。

Baiocchiとは「ローマ法王の金貨」という意味らしい

ムリーノビアンコのビスケットは、とても素朴で安心するマンマの味だ。(イタリア語でママの意味)
これはピスタチオクリームのフレーバーだけど、ヘーゼルナッツとココアクリーム味などもある。

素朴でサクサクとしたビスケットの間に挟まった、控えめな甘さのピスタチオ。ほのかに香るピスタチオがコーヒーとベストマッチだった。

外国では珍しく個装になっており、ばらまきのお土産にも良さそうだ。

Batticuori

お次はフォンダンショコラ風のチョコレートビスケット。

ハートのかたちが可愛い


これは3種類のなかで個人的に一番推し。
というのも袋を開けた瞬間、チョコレートの香りがふわっとしたのだ。

ごっそりと無造作に入っているのも好き。これってある種、子供の頃からの夢で。
チョコレートクッキーが袋いっぱいに入っているなんて嬉しくて、わくわくしながら食べた。

舞っているような可愛いハート型もキュート。

Nascondini

最後はビスケットにチョコレートが挟まったシンプルなもの。
味も一番シンプルで、フォンダンビスケットの少し柔らかな食感に比べるとしっかりとしたざくざく感がある食べ応えのあるクッキーだった。

これまた挟まってるチョコがベイクみたいな感じでいいんです。(日本のコンビニで売ってる焼きショコラ)

朝食として食べるなら、私はこれがいいかも。

他もいろいろ気になるムリーノビアンコ

ムリーノビアンコはビスケットだけで20種類もあるらしい。
他にもマフィンやケーキ、クラッカーやパンなどを合わせるとなんと100種以上。

これはなかなかの展開模様だ。
一生かけても食べきれない気がするけど、またもしイタリアへ行ったら、なにか3種類くらい買って帰ろう。

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