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そんな母に、私はなりたい

没頭する時間があると生きた心地がする。
今そのひとつは子育てだ。

少しでも空いた時間ができてしまうと、分かりもしない未来のことを考えたり心配したり、あれこれ脳裏に浮かんでもやもやしてしまう。

目の前で本能でのまま動き、笑い、怒り出す彼女たちをみるとこっちも本気で笑い、ぶつかり、大好きな感情が溢れ出す。

この子達がいてよかったし、わたしの元に生まれてきてくれたことを神様に本当に感謝する。

ふたりが寝ついたあとはどっと疲れが押し寄せて、しばらく動けないけれど、それくらい1日の中のその数時間が私にとってはえらく幸せで、心地よい空間なのだ。

起きている時間は騒がしくてしつこくて、そんな風に思えることは少ないんだけど。笑

ドラマ「逃げ恥」の中で平匡のこんなセリフがある。

「生きるって面倒くさいんです。どうせ面倒くさいなら、ひとりじゃなくてふたりの方がいいと思いませんか?」

たしかにそうだ、と思う。
一緒にいれば嬉しいことは分かち合え、協力できる。もちろん面倒くさい面もあるけれどどうせ面倒くさいなら2人の方がいいに決まっている。

それならば3人、4人、数が増えれば幸せの数は増えるということだけど人によっては目をかけられる数も違うし面倒をかける箇所が異なることだってあるだろう。

幸せは人によって違うのは当たり前。
だけどひとつ言えることがあるとするならば、認められて愛は育つということ。

だから私はまるまるっと認め、肯定して、子供たちを育てていきたい。
それがその子の面白さだと楽しんで笑っていたい。

この先もまた子育てに悩んだり、挫けたりすることがあるだろう。なんなら今なんて序の口でこれからの方がずっと難しい気がしている。

できるなら見守って、助けて欲しい時にいつでも戻ってこれるような居場所でありたい。
そんな母になれるかな、甘いかな。

まだまだ母途上、寝かしつけ後の22時。明日もまたがんばっていこう。

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