ぼくにとって、 Distagon T* FE 35mm F1.4 ZAは特別なレンズ
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PROLOGUE
色々なレンズを使ってきたけれど、
これほど魅力的でノスタルジックな写りをするレンズは他にない。
正直、誰にでもおすすめする万能レンズではないけれど、
僕が思うところを書いてみようと思う。
α7 IIIとDistagon T* FE 35mm F1.4 ZAはぼくにとってカメラマンとして生きていくのに欠かせない組み合わせだ。
実はDistagon T* FE 35mm F1.4 ZAが発売されたのは2015年6月26日なので、もう5年も前のレンズです。
当時は24mm・50mmのレンズが手持ちであって、急ぎ35mmの焦点距離が必要なかったので全く購入する気持ちはありませんでした。
だって、新品で買うと20万もするんだから、、ぼくにとって高級品です。
僕のところに来てからまだ半年ほど。
今や完全にメインレンズとなっています。
Distagon T* FE 35mm F1.4 ZAの好きなとこ
オールドレンズやNOKTONシリーズのレンズも雰囲気はクラシックに撮れるけど、やっぱり違う。特に開放付近の描写が好き。
α7Ⅲとの組み合わせなので、オートフォーカスも早くて静か、キレも良い、
この写りでこの性能、正直言うことない。
このレンズのデメリットもあります。
まずは「重さ」です。気軽にお散歩スナップできる重量感ではない。
ちなみに僕は全然平気です。
ちなみソニーの単焦点レンズの重さでいうと、こんな感じ。
意外と他の大口径レンズに比べるとちょっと軽かったり。
FE 135mm F1.8 GM 950g
FE 85mm F1.4 GM 820g
★Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA 630g
次は「癖の強さ」です。
逆光時に盛大にフリンジが出ます。
味があるでは済まないレベルで発生する瞬間があるので、
いっぱい撮影してこのレンズの特性を理解する必要があります。
写真の面白さを教えてくれる、魅惑のレンズ。
思えば、カメラを手にした人をレンズ描写に目覚めさせるのは、いつもF1.4のレンズだった気がします。ソニーFEマウントでフルサイズの世界をスタートした方なら、きっとこのレンズは避けては通れない1本になるでしょう。
絞りの違い、被写体との距離、光の方向や具合、様々な変化が織りなして生まれる一枚一枚の写真が、写真表現の奥深い世界に気づかせてくれます。
同マウントのSonnar T* FE 55mm F1.8 ZA (SEL55F18Z)を優等生とすれば、本レンズは古今東西の「銘玉」を彷彿とさせる個性的な一本と言うべきでしょうか。
レンズ通を唸らせる面白さに溢れ、強いファンを生み出すことは想像に難くありません。大口径レンズも揃ってきて、フルサイズEマウントの世界がますます魅力的になってきました。
このレンズをきっかけにα7を手にする。悪くない選択だと思います。
まだまだ執筆途中です
まだ書いてる途中だけど、公開する。
ちょこちょこ書き足していくのも、僕なりのnoteの楽しみということで。
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