Midjourneyを使って人物イラストを作ってみた
Midjourneyを使う上で苦戦すること、それは人物のイラストです。
AIは背景はかなり得意のようで、簡単な呪文でもとっても完成度の高いイラストを作ってくれます。
しかし、人物の顔や表情においては苦手のようで、なかなかうまくいきません。
今回はそんな人物(キャラクター)作りに四苦八苦しながら作り上げた作品を紹介します。
リアルな人物を作ってみる
これは多くの先達たちがすでに作り方を築き上げており、かなりリアルな人物造形が可能です。
『サイバーパンク』という呪文を使うと、リアルな人物表現ができるようです。
サイバーパンク関連はMidjourneyの得意な分野らしく、高精度なイラストを作成してくれます。
そのための呪文も、たくさん公開されています。
かなりリアルで高レベルのイラストが出来上がりました。
とはいえ、ある程度型にはまったやり方を使っているので、自由度自体はそれほど高くありません。
これに関しては、まだ筆者自身が検証不足かつ経験不足のせいなので、もっと呪文を磨く必要がありそうです。
2次元・アニメっぽいキャラを作ってみる
2次元やアニメっぽいキャライラストを作るには、/settingsで〈MJ Test〉に変更するとそれっぽいのが出来ます。※2022/10月時点
失敗も多く、特に目元の描写がイマイチになりがちです。
ボーっとしたような表情になりがち。
他の方の知恵で、「Lens flare」や「strong rim light」あたりの呪文が効果的と知りましたので、今後試してみたいと思っています。
ちなみに、抱腹絶倒するような奇抜なイラストが出来やすいのが特徴で、この3枚とかは何百枚と作った中で、出来が良かったものです。
本来であれば、Midjourneyが作ったイラストを下地に、細かい修正を自分で行うのがいいのでしょうが……
絵画風で人物を作ってみる
Midjourneyの呪文の中には「ダヴィンチ」や「モネ」などの、実際の画家の名前を入力することにより、その画風を表現するというものがあります。
画家を特定せずとも、油絵や水彩画などの画風、ルネサンス・印象派といった指定も可能です。
人物画を作りたいという場合は、好みの画風や時代を設定してみると面白いです。
ただし、2次元イラストほどではないにしろ、造形や表情が崩れやすいので、イメージ通りのイラストを作るにはそれなりに呪文を使いこなす必要がありそうです。
とりあえず、今回は以上です。
人物はなにかと難しいので、まだまだ研鑽が必要そうです。