未来の自分? どこか見覚えのある人の助言で家族の危機を回避した話
この話、怖くはないので安心して聞いてください。
私が幼稚園生の時の出来事です。
三面鏡のあるお家の子だったらやったことがあると思うんですけど、
三面鏡の左右の鏡をいい感じの角度にすると、
無限に鏡の世界が続いていく「あれ」が大好きだったんですよ。
だいたい、お留守番の時のお楽しみが「あれ」で何時間でも鏡の前に座って
どこまでも続く鏡の世界を眺めては、どこかに違う人がいたりしないかと本気で探していたんです。
すっかり日が暮れて、薄暗い中、電気もつけずに鏡を見続けていた