女王蜂ライブ、あまりにも麗しい
全国ホールツアー2025
『狂詩曲〜ギャル爆誕〜』
福岡サンパレスに行った感想レポートです。
あの美しいひとときは記録せねば。
※衣装のネタバレを含みますのでご注意下さい。
前回初めて申し込んだ公演がアヴちゃんの体調不良により中止になったため、今回が初参戦となりました。
ライブで観客はジュリ扇をぶん回すと聞いて、どんな感じ何だろうとウキウキしながら以前購入した扇子をいよいよ持って会場へ。
入場待機列をざっと見ると青やミント、赤に黄色など派手髪の方もちらほら見られ、華やかで素敵だなと思うと共に少し意外だったのが、普通の格好の中年層の方々や家族連れも結構いるということ。
勝手なイメージで若者がメインで思い思いの個性を出したファッションの人が多いと予想していたので、少し緊張感が解けました。
でもやはり席について公演を待っているとドキドキするものですね。
ついにあの圧倒的歌唱力を目の当たりにすると思うと…。私はあまりコアなファンではありませんが、学生時代に歌やバンドの世界観、アヴちゃんの唯一無二の歌声に出会ったときからライブに密かに憧れていました。
いよいよメンバーが位置について、スピーカーから体に響き渡るほどの演奏が伝ってきたとき、アヴちゃんが颯爽と登場。まさに勇ましく。それでいて幻想的な美しさで、気づいたら涙が伝っていました。
3人の薄あさぎの衣装は天女か竜宮城の乙姫のようで儚く、対して聞き馴染んだ曲の生音には心を震えさせられ圧倒される。
何よりびっくりしたのはMC無しで次々曲が進行していくことです。驚異的なパフォーマンスに、『歌姫』という言葉が相応しいと思いました。
10曲位が過ぎ、お着替えを終わらせ再登場したアヴちゃん。
バレエのように広がったパニエのミニドレスで、マリーゴールドのような溌剌さがありました。(後ろのお客さんが「あら〜かわいい〜☺️」って言ってて、孫に向けたような声色で和んだ)
そこで改めて会場を見渡すとちょうどいい塩梅でブルー系統のカラーとオレンジのジュリ扇が混ざり合っていて、まるで女王蜂のライブを祝福するフラワースタンドそのもののようで感動したのを覚えています。
ところで、扇でリズムに乗ったりサビで掲げて踊るのはまさにダンスフロアな感じで最高の気分ですね😙これほどまでに女王蜂らしい華やかなライブの在り方は無いでしょう…
あまり曲やMV以外のコンテンツは追ってきておらずビジュアルがどタイプ過ぎるけど未だミステリアスなやしちゃん・ひばりくんも、生で演奏している姿は本当に楽しそうで、何といってもアヴちゃんとアイコンタクトして笑顔を向け合う様子には感無量でした。今を最大限噛み締めているようで。笑顔眩しっ…✨
あらゆる場面に感動して胸が一杯になりまくっているとあっという間に終演してしまいました。曲間の隙を与えず、ひたすらパフォーマンスで鷲掴みにしていく潔いスタイルがすごくカッコ良かった。
アヴちゃんの表現力、凄まじい…。
儚いプリンセスのように見えたり、反骨心が伺える目つきのときや、無邪気な少女のような時。
ひとりの人間に対して可愛いとかっこいいという印象が、こんなにはっきり切り替わることがあるのかと新しい感覚でした。
最後に舞台袖に戻るまで、ゆっくり客席を目に焼き付けてくれたアヴちゃん。そして両手をゆっくり広げたのち、ぎゅっとしてくれました。𝑩𝒊𝒈𝑯𝒖𝒈…
本当に元気になって良かった…😭
すべてが麗しく新鮮で輝いていたこのライブ体験は忘れないでしょう。こんなにも文章で鮮度のある記録を残しておきたいと思ったのは初めてです。
また絶対に参加するぞ!!❤🔥