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EP.30 akamaccho

【BREAKIN DOCUMENT 挨拶】
 この度は、「BREAKIN DOCUMENT」~Learn for various bboys life~にアクセスいただきありがとうございます。こちらでは、日本中の多才なbboy(ブレイクダンサー)たちのインタビュー記事を掲載していきます。 
 私が出会った中には、サラリーマン・医者・農家・フリーランス・公務員など様々な方々がブレイキンというダンス・カルチャーを生活に取り入れています。彼らは、それぞれ美学をもちブレイキンをライフスタイルとして取り入れ、今もなお踊り続けています。
 私は、彼らが何を思い踊り続けているのか、ブレイキンが彼らの生活の中でどういった位置づけにあるのか興味があり、このプロジェクトを始めることにしました。 
 本ブログでは、ライフスタイルにブレイキンを溶け込ませ今も踊り続けているbboyたちに焦点を当て、彼らの生きざまを記録し、発信していきます。そして、購読者様の「bboyマインドの形成及びライフスタイルを充実させるための考え方の引き出しとなること」、「これからブレイキンを始めてみたい人たちのバイブルとなること」を目的とし、協力者様の貴重なインタビュー記事を掲載させていただきます。 
 この活動を通じて、関わってくださった皆様の生活が豊かになることを願っております。

※なお、活動で得られた収益は、「BREAKIN DOCUMENT」の活動・イベントに使わせていただきます。
※ 記事内で使用させていただいている写真に関しては、インタビュイー様から承認いただき、ご提供いただいた写真を使用いたしております。


1. プロフィール

・bboy名:akamaccho
・職種:柔道整復師
・年齢:33歳
・ダンス歴:20年
・レペゼン:EMOTION squad、鳥取

・akamaccho インスタアカウント

・EMOTION squad インスタアカウント
・メンバー:akamaccho、swan、ninja、noa、toranosuke、skywaker


2.ブレイキンを始めたきっかけは?(経歴)


 昔「あいのり」という恋愛ドキュメンタリー番組がありました。その番組の中にブレイクダンサーがいたんです。
 それを見て、何これ!ってなってこれできたらモテるって感じで始めました。
 あいのりをきっかけにブレイキンを色々調べていくと、 当時深夜にやっていたスーパーチャンプルという番組が出てきて、見ていました。
 あとは、当時bboy sionさんが運営していた、「ベイシクル」というホームページがあって、6歩やチェアなどのブレイキンの動きをレクチャーしているサイトを見つけました。
 コマ送りの写真で解説文があって、それを見よう見真似でやったりもしていましたね。
 ブレイキンを始めた当初は、あいのりを見た周りの友達4、5人ぐらいで真似しながらしていました。文化祭でブレイキンを披露する目的で始めました。
 でも、そこが終わったらみんな辞めてしまって、気づくと自分1人だけになっていました。笑 でも、1人でもやりたいからずっとやっていました。
 いままで基本、人に教えてもらったことはなくて、それこそ動画を見て真似しての繰り返しでした。

 文化祭が終わってから1・2年ぐらい経って、駅にダンサーがいるという情報を聞きつけて、練習に行くようになりました。当時中2くらいの時です。
 そこではみんな好きなことをやっていました。当時の自分は、スタイルが大好きでずっとやっていました。周り全員はパワームーバーだったんですけどね。笑
 それからは、駅周りの先輩たちと練習していきました。学校が終わったらすぐ駅に行って、深夜の1・2時までずっとね。

 高校を決めたタイミングも、もうダンスのことしか頭になかったです。ダンス部を作りたいと思って高校に入りました。
 ブレイキンによって自分の感性は、変わっていて、こんなにいいものもっとみんなやればいいのにって思っていましたね。笑
 なので部活を作ろうと思って、ダンスの先輩が卒業していた高校に入ってダンス部を作りました。高2の終わりぐらいにやっとね。笑

 高校を卒業してからは、岡山にある柔道整復師の専門学校に行くことを決めました。
 柔道整復師の道を選んだきっかけは、もともと親の会社を継ぐ予定だったんですけど、倒産してしまったんです。
 そこで自分にできることはなんだろうって考えた時に、ダンスで怪我をしている人やそれがきっかけで引退した先輩を見ていたので、やりたいことをやれない悔しさを少しでも解決したいと考えました。
 あの人のダンスをもっと見たかった・勉強したかったとか、そういうのが切れてしまうのも悲しいなと思ったのでね。
 ダンサーで食っていけるほどダンスはできないけど、ダンサーのためにできることは、そういうところじゃないかなって思うようになって、この資格をとりました。

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