EP.25 Krool
【BREAKIN DOCUMENT 挨拶】
この度は、「BREAKIN DOCUMENT」~Learn for various bboys life~にアクセスいただきありがとうございます。こちらでは、日本中の多才なbboy(ブレイクダンサー)たちのインタビュー記事を掲載していきます。
私が出会った中には、サラリーマン・医者・農家・フリーランス・公務員など様々な方々がブレイキンというダンス・カルチャーを生活に取り入れています。彼らは、それぞれ美学をもちブレイキンをライフスタイルとして取り入れ、今もなお踊り続けています。
私は、彼らが何を思い踊り続けているのか、ブレイキンが彼らの生活の中でどういった位置づけにあるのか興味があり、このプロジェクトを始めることにしました。
本ブログでは、ライフスタイルにブレイキンを溶け込ませ今も踊り続けているbboyたちに焦点を当て、彼らの生きざまを記録し、発信していきます。そして、購読者様の「bboyマインドの形成及びライフスタイルを充実させるための考え方の引き出しとなること」、「これからブレイキンを始めてみたい人たちのバイブルとなること」を目的とし、協力者様の貴重なインタビュー記事を掲載させていただきます。
この活動を通じて、関わってくださった皆様の生活が豊かになることを願っております。
※なお、活動で得られた収益は、「BREAKIN DOCUMENT」の活動・イベントに使わせていただきます。
※ 記事内で使用させていただいている写真に関しては、インタビュイー様から承認いただき、ご提供いただいた写真を使用いたしております。
1. プロフィール
・bboy名:Krool
・職種:機械警備エンジニア(防犯機器の設置・メンテナンス)
・年齢:25歳
・ダンス歴:8年(高2)
・レペゼン:ASHITAGA CREW、手稲会、TTS、北海道
2.ブレイキンを始めたきっかけは?
元々格闘技をずっとやっていたんですけど、ある日の稽古終わりにテレビでスタードラフト会議を見て初めてブレイキンを知りました。その中で九州男児が映っていたんですけど、彼らの真似をし始めたことが初めのきっかけです。
当初は、弟と2人でフリーズの真似をしていました。遊びの延長でやっていた感覚です。
そこから高校生になって練習や色々な人と繋がって、ダンスバトルに出るようになり、ブレイキンにのめり込んでいった感じです。
今もですけどブレイキンはただただ楽しかったんです。格闘技をやっていた時は、無理やりやっていた感じでした。痛いですしね。笑
ブレイキンはその息抜きではないんですけど、稽古終わりに遊びでやっていたのがすごく楽しくて、いつの間にか真面目に取り組んでいました。それが高校2年生の時ですね。弟もbboyで札幌にいます。
そして高校を卒業して、今のCREWであるASITAGACREWに入りました。弟と一緒に誘われて入りました。ASHITAGA CREWは、当時仲のいい子たちで集まって、案を出し合った結果、「明日か来る」で語呂がいいからという理由で決まりました。笑
それから大工の専門学校に行って、アルバイトをしながら趣味でダンスを続けていった感じです。なので、サークルやレッスンに入ったことはないです。
最初はずっと弟と2人で独学でやっていました。
始めた当初は、北海道の中でも札幌ではなくて、旭川に住んでいました。 そこにはbboyが本当にいなくて、習うところも調べたら出てこなかったんです。(実際はあったみたいなんですけどw)
なので、地元にbboyの繋がりがあまりなかったんですよね。旭川出身のbboyはいるんですけど、当時残っている人は少なかったんだと思います。
少しずつバトルにも出るようになって、予選を上がれるようになってきたタイミングで、nine states bboyzのRyuta(旭川出身)と出会いました。仲良くなって、それからは主に自分と弟とRyutaの3人でひたすら練習していました。
Ryutaは旭川でレッスンを受けながらダンスbboyを続けていました。
なので、自分達は独学だったので、バトルに出ていくにつれて色々なbboyと仲良くなっていきましたね。
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