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電子書籍出版に関わる費用は?①
よくセミナーや個別相談で、「電子書籍を出版するためにかかる費用を教えてください。」と聞かれます。
「結構高いのかな?」
「どういったところに費用がかかるんだろうか?」
「費用対効果はどうなんだろうか?」
そんなことを不安に思われている方も多いです。
基本的には、全ての作業を自分一人で行えば、費用はかかりません。
実際、私の友人の中にはすべての作業を自分一人で対応して、出版した人もいます。
しかし、私は、
・電子書籍をベストセラー1位を獲得するための最低限のクオリティーの確保
・電子書籍の制作にかける時間対効果
などを総合的に考えた場合、専門家にお願いしたほうがいい所があると思います。
そこで今回からは、電子書籍を出版するためにかけたほうがいい費用についてお話しします。
私が、はじめて電子書籍を出版した時の経験を元にお伝えさせていただきますので、これから電子書籍の出版を検討されている方には参考になるかと思います。
(1)表紙のデザイン費用
もしあなたがデザイナーであったり、デザインを得意にされているのであれば、この費用はかかりません。
ただ多くの人は私と同様、デザインを仕事にはしていないと思います。
電子書籍が売れるかどうかの分かれ目は、「表紙」にあると言っても過言ではありません。
そこで、「表紙」のデザインには、プロのデザイナーを起用することをオススメしています。
では、デザイナーに依頼した場合にどれくらいの費用が掛かるのかが気になる方も多いでしょう。
しかし、この価格はデザイナー一人一人違います。
知り合いにデザイナーがいらっしゃる場合は、その方にお願いするというやり方もあります。
安価でデザイナーを探したい場合は、「クラウドワークス」「ランサーズ」「ココナラ」と言ったクラウドソーシングを活用するという手があります。
私もそこでデザイナーを探し、依頼しました。
私がデザイナーにお願いした費用は約1万円です。
探せばもっと安い人もいますが、デザイナーの個性などもありますので、過去の実績などを参考にしながら、自分のイメージしているデザインの雰囲気に近い人を探してみましょう。
こういったクラウドソーシングは安くお願いすることができますが、やり取りに難しさを感じることもあります。
基本的には、メールやチャットでのやり取りになりますので、自分のイメージを文章などで伝えていく必要があります。
このプロセスが苦手な人は、対面で会って相談できるデザイナーがいいですが、その分金額も高くなります。
自分の得意、不得意を考えながら、デザインに対しての費用を検討しておいてください。
次回は(2)と(3)をお話しますね。