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迷っていることの答え

今日は親子スイーツ体験2回目開催。
約10年前から模索しているお菓子教室の今年版のカタチは、親子で楽しむスイーツ作りだ。
自分はパティシエールなわけだから
日々専門的な勉強や仕事をしている。
でも令和になって特にレシピは山のようにネットで溢れ、家庭用でどんなものでも手に入り、
お菓子屋さんでしか買えなかったものが
どこにでも手に入るようになった。
本当にすごいことだと思う。
そんな時代に、自分が教えられることなんてあるだろうか?
教える意味は?どいつもぐだぐだと考え、、
未だ答えはでていない。

親子スイーツ体験に今年踏み切ったのは
自分の子に教えられることの一つだったから。

親が子供にしてあげられることの1番簡単なことに
『親が得意な事を日々の中で伝える』だとおもっていて、それが私の場合お菓子作りだった。

そして自分自身、小さな頃爆発的な創作意欲に溢れた子供で。
何かを見ては何かを常に作っていた。
親は変わった子だとおもっていたらしい。
常に南天の実や葉っぱを潰しているから、、笑
今でも覚えている感情に
『どうやってやればいいの?
どうしたらうまくつくれるの?』だ。

あの頃、教えてくれる人がいたら。
疑問に答えてくれる人がいたら。
一緒に作ってくれる人がいたら。
すごくすごく楽しかっただろうな。
そう思う。

疑問や渇望感を持つことはいいことだと思う。
でもセットでやっぱり頼れる人がほしい。

そんな存在に自分がなれたら
あの頃の自分が慰められる気がした。

そんなわけで親子スイーツ体験を行っている。

とはいえ、これが正解なのか
まだ私にはわからなくて
でもやっぱりこれも先に決めることにした。

『自分のお菓子教室のスタイルが今年決まる』

そう決めることにした。
物事はまず、決めてしまうこと。
『今年決まればいいな』はちょっと弱い。
決まればいいなと思った後にかならず、
いや、決まる。と私は言い直す。
浅見帆帆子さんの受け入りだ。
ちょうど一昨日もそう思ったところだった。
スイーツ体験が終わって結構疲れが来て
少し休ませてもらって
職場に戻ると電話が鳴り
お菓子教室の問い合わせで10人まとめて
お願いしたいという案件。
条件も無理なく、日にちも8月に予定していた日にドンピシャで。他の父兄様にも聞いてからということで仮予約が埋まった。
別日も今半分埋まった。

とりあえず、、、
この方向で間違っていないということだな。
そう思って少し安心する。
小さい頃の自分にささげるお菓子教室が
自分のスタイルになるのかもしれない。
いつか全国を周りたいから。
いや、周ろう。


2014.7.16

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