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献血再挑戦

今回は無事に献血できた!


前回のふりかえり

約2週間前、成分献血ができるようになりたくて、久々に献血ルームに足を運んだ。
ところが血管が細くて成分献血は無理だと言われてしまい、全血献血に切り替えるも、結局血管の細さのせいで採血が止まってしまい失敗に終わる。

成分献血は体質的に恐らく今後も無理であろうこと、さらに初めて全血献血で失敗したことにショックを受けた。

いざリベンジへ 

前回針を刺した跡も綺麗に消えたので、昨日の午前中に全血の予約を入れていた。
前回失敗したのは献血ルームのせいではないのだが、何となく場所を変えたほうが気分的に上手くいきそうな気がして、今回は別の献血ルームを予約していた。

前回の反省から、冷房で体を冷やさないようカーディガンを持参。ルームに着いてから無料自販機でぬるめの飲み物を選び水分補給。
血液検査時にやはり血管の細さを指摘されるが、前回ほど心配そうな反応はされず、血色素量も(毎度のことながら)問題なかったため採血へ。

危険信号

献血ベッド(というより実際には電動リクライニングするイス。歯医者の診察台に近い)に仰向けになり、左腕を差し出す。
看護師さんが血管を探すが、う~~んと首を傾げており不穏な空気。
「血管が採血の針より細いかもしれません……」

えっ、またできないのか……?と不安になる。
渡されたスポドリをがぶ飲みし、上から下から温められている左手を、なんとか血管を出そうと必死にニギニギ。
しばらく経って看護師さんが再度確認するも、かなり微妙な反応。
「別の看護師にも確認してもらいますね」
そう言って一旦離れていく看護師さん。戻ってきたのは血液検査を担当してくれた別の看護師さん(たぶんベテランの方)だった。

「細いねぇ〜」
とは言いつつも、あまり心配はしていない雰囲気でテキパキと準備に移るベテラン看護師さん。お、これはいけるかも?という期待と、いやいや前回針を刺した後に失敗したから、という不安が入り混じる。

採血開始

消毒をし、針を刺す。チクッと痛いが一瞬だ。
「あ〜チョロチョロ〜」
(↑この看護師さん、終始話し方がゆるくてなんか良かった)
すごくゆっくりながらも、血が吸われていく。
前回はこのあとすぐに止まってしまったので、また勢いを失わないかハラハラ。左手ひたすらニギニギ。

止まらないでくれ……と祈りながらニギニギを繰り返していると、
「さっきより良くなってきましたよ〜」
どうやらチョロチョロだった血の流れが元気になってきたようだ。
その後も順調に採血は進んでいき、ようやく安心。ここまで自分のことでいっぱいで気づかなかったのだが、隣で献血していた女性も同じような苦労をしていたらしく、看護師さんたちに温められ励まされながら血を抜かれていた。

ミッションコンプリート

15分ほど経っただろうか。400mLの血液の採取が終わり、ベッドで少し休憩したあと、ゆっくり立って状態を確認。
「ご気分悪くないですか?」
「大丈夫です」
私はだいたい献血後もケロッとしており、特に不調を感じたことはない。本当に血管さえ目をつぶれば、そこそこ献血向きな体だと思うのだが……

記念品にアイスをもらい、カフェラテとともにゆっくり味わう献血後。献血バスだと終わった後はここまでゆっくりできないので、とても快適な時間だった。

2月にも400mL献血をしているので、年間献血量の制限により次回は半年後の来年2月以降。成分献血はできない体だというのが身に沁みてわかったので、これからもゆっくりマイペースで献血していきたいと思う。ネットでたまに見る献血回数3桁のレジェンドに憧れもするけれど、30代の今1桁で年2回だと年齢上限の69歳までに3桁は不可能だ。こればっかりは仕方ない。

なんとか絞り出した私の400mLの血液が、どこがで何かの役に立ちますよう。

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