2021/06/27 BR_音楽を聴く会
どうもこんにちは。BR研A年の田中です。
先日06/27(日)に「雨の日に聴きたい音楽」をテーマとして選曲した、プレイリストを流しました。そのプレイリストを公開します。公式動画があればYouTubeのリンクを貼っていますが、私はサブスクリプションサービスには入っていないので、そのリンクはありません。あしからず。
SE
01. I Wish It Would Rain Down - Phil Collins (1989)
02. Rain - 大江千里 (1988)
03. Stranger In Moscow - Michael Jackson (1995)
本編
01. Pink Moon - Nick Drake (1972)
ニック・ドレイクの遺作『Pink Moon』の一曲目から。独特のギターの響きが印象的です。シンプルなサウンドが沁みます。
02. Love - John Lennon (1970)
名盤『ジョンの魂』から。ノスタルジックなサウンドとシンプルな歌詞がいいですね。
03. Benimle Oynarmısın - Bülent Ortaçgil (1974)
Bülent Ortaçgilは、トルコのシンガーソングライターです(何と発音するのかも分かりません)。素朴な歌声と、間奏のピアノが好きです。数日前にディスクウニオンでこのアルバムを中古で買ったこともあり、プレイリストに入れてみました。
04. I Think It's Going To Rain Today - Barbra Streisand (2012)
『トイ・ストーリー』('95)の音楽などで知られるランディ・ニューマンのカバーです。1971年録音で、未発表曲集『Release Me』に収録されています。ピアノ演奏もランディ本人です。孤独な心を歌った歌詞と余韻のあるピアノが素晴らしいです。
05. Downtown Train - Tom Waits (1985)
俳優としても活動しているトム・ウェイツの代表曲の一つです。都会に暮らす人々を歌った歌詞が沁みます。この曲では相当声がしわがれているので好みは分かれるかもしれませんが、初期の70年代前半のアルバムの頃はそこまでではなく、音楽性も分かりやすいので、初めて聞くのにはおすすめです。
06. Song To The Siren - This Mortal Coil (1984)
ティム・バックリーのカバーです。ティム・バックリーは60~70年代に活動していたシンガーソングライターで、90年代に活動していたシンガーソングライター、ジェフ・バックリーの父親でもあります。This Mortal Coilは4ADレーベルのプロジェクトで、この曲のボーカルはコクトー・ツインズのエリザベス・フレイザーです。耽美的で美しいです。
07. By This River - Brian Eno (1977)
この時期親交が深かったドイツのバンドClusterとの共作です。イーノの淡々としたボーカルや、パートナーとの関係の終わりを感じさせる歌詞が素晴らしいです。
08. 海底のエデン - 青葉市子 (2020)
青葉さんは私のプレイリストでは2回目の登板です。彼女はギターの弾き語りをメインとしていますが、この曲はキーボードでの弾き語りです。楽器が変わっても、音作りや録音が素晴らしいです。
09. owari no kisetsu - rei harakami (2005)
細野晴臣のカバー。情緒を揺さぶれるようなメロウな音作りが素晴らしいです。レイ・ハラカミはテクノミュージシャンで、この曲のボーカルも担当しています。残念ながら40歳の若さで亡くなっており、今年で没後10年になります。
10. Eureka - Jim O'Rourke (1999)
ジム・オルークはソニック・ユースの元メンバーで、日本とのつながりも深いミュージシャンです。長尺ですが、ただただ心地よい曲です。
余談になりますが、私はこのアルバムを昔借りて、その時はピンとこなかったものの、最近見た役所広司主演の映画『EUREKA』('00)でこの曲が印象的に使われていて好きになりました。映画も独特ながら素晴らしいので是非。
11. Dark Side of the Star - 細野晴臣 (1984)
YMO散開後初となる、アッパーなテクノアルバム『S・F・X』の最後を飾るアンビエントです。幻想的で美しく、おそらく細野さんで一番好きな曲です。
以上で終わりです。このプレイリストから、BR研に興味を持ってもらえたら嬉しいです。今後もこのような企画を行う予定ですので、是非お気軽にご参加ください。ではごきげんよう。