転機

こんにちは。
目を通して頂きありがとうございます。

大好きなお友達がnoteで自分の生い立ちを書かれているのを最近改めて見直して、私もこの機会だし書いてみようかなと思い指を動かしてます。

最近、自分にとってとても大きな出来事がありました。大好きで仕方なかった恋人との別れです。
お付き合い期間は3年と短いですが、私にとって間違いなく今までの人生で幸せな3年間で、心が満たされて寂しさなんて微塵も感じずとても充実していた日々を過ごせていました。将来もきっとこの人と結婚するんだろうな、老後を過ごすのだろうなと本気で思えた程です。

その日々が終わってしまった今、自分にとってこれは人生の転機、新しい人生への扉であり試練なんだと思い今こうして記事を書いてみようかなと手を動かしている所存です。お時間ある方、読んでいただければ嬉しいです🌼


人生の振り返り

自分の人生を振り返ってみようと思ったことは正直今までで1度もありません。なので、これはとてもいい機会、タイミングなのでしょうね。

まず、私の人生はまだ27年しか経っていません。
経験も浅いしこれといって今までで大きな出来事が起きた、なんて事もありませんでした。そんな事もあって人生を甘く見ていた自分はこの先もずっと辛いことなんて無くて誰かが助けてくれるのが当たり前と思っていたり、恵まれた環境にすっかり甘えきっていたのですね。

そんな甘々な私に、ついに起きた出来事。先程も書いた恋人との別れ。正直この事がなければこの先ずっと自分を見つめ直す事も無かったし自分の欠点にも気付かぬまま甘えた考えで過ごしていたと思います。そう考えると本当に怖いですね。
きっと、気づかせてくれたんでしょう。そう思えばこの出来事は必然的に起きたことなのかもしれません。何度過去を変えたいと思ったことかわかりません。ですが、過去を変えたところでまたやって来るのはこうした大きな後悔と苦しみ。むしろ早めに起こってくれて感謝しなきゃいけませんね。


簡単な生い立ち

学生時代等はオタ活しかしてなかったように思うし信じられない程平凡なので、省きます。笑

あ、でもそうですね。私が初めて同性の事が好きだと感じた出来事でも書こうかなと思います。思えばこれも自分にとって結構大きな出来事で今後の人生に大きく関わるような事でしたね。

私はいわゆる同性愛者という者です。
LGBTQ、Lの部分、レズビアンですね。自分の性的指向に興味を持ち始め違和感を感じるようになって最初の頃はBの部分バイ・セクシャルだと思っていたのですが、どうやら違ったようです。

女性を好きになる前は、男性とお付き合いしていた時期もありました。というか学生時代お付き合いしていたのは殆ど男性です。
男性とお付き合いしていた頃感じていたのはやはり大きな“ 違和感 ”でした。お付き合いしていた男性が偶然そうだった、とかそういった違和感ではありません。私は男性を愛することができない人間だったのです。

学生時代最後に突入した頃の夏の夜、私は大親友の女の子と2人で海に遊びに行きます。その日は夜になっても外に居られない程の猛暑で、毎日のようにその子の家に寝泊まりをしていた私は突然、海に行きたくないか!?と突拍子も無くその子に提案します。今思うと、どうかしていましたね😂
もちろんその子は、いいよ!行こうか〜!とノリノリで車を出してくれて、少し離れた所にある海へと向かってくれたのです。

海へ行く準備なんて何もしていないのに、ノリと気分だけで、私が行きたいと言ってくれただけなのに海へ車を走らせてくれている。私はそんな親友が本当に好きで好きでたまりませんでした。

海へ到着した後すぐに、親友は私の手を引いて笑いながら海へダイブ。もちろん、服を着たまんま。そんな奇抜な行動さえも全て面白くて愛おしくて私はなんの躊躇も無いまま親友と2人で海へザブーン。私と親友しか居ない、静かで真っ暗な海辺に響く私と親友の笑い声。明かりがひとつもないのに、親友のまわりだけとても明るく感じた瞬間でした。
暫くして落ち着いた私と親友は、綺麗な星空を眺めて色んな話をしました。学生でいられる時期がまもなく終わってしまうこと、将来のこと、そして好きな人の事。
私はこの頃から薄々、自分は女性が好きなんだなと感じていました。でも、そんな自分を認めなくなかった。他人と違う自分を認めてしまうのがとても怖かったのです。親友にもその事はもちろん言えなかったし、家族にも言えなかったです。

そんな親友は突然、本当に突然です!笑
私の両手を握り目を真っ直ぐに見つめながら 「おにこってどうしてそんなに可愛いの?!彼女にしたい!」と、満面の笑みでそう言われたのです。
その瞬間、ああ。この子ってすごいな。自分がどう思われようと関係ないんだ、自分が伝えたいことを言える強い子なんだ、そう思ってしまいました。それなのに、私はやっぱり何処かで心を塞ぎ込んで閉まっていたのでしょう。衝動的に「何言ってんの!?きもい!」と、口にしてしまいます。

今でもこの時の私の行動は最低最悪だし、申し訳ないことをしたと思いますし、深く反省しています。完全に私にとってアベコベになっていましたね。私もあなたが好きだし可愛いと思う!彼女にして〜!と思っていたはず何です。勇気を出して伝えてくれた大好きな親友をこの時深く深く傷つけてしまったのです。それでも親友は、私の言葉に傷つく素振りも見せずあははと笑って私の言葉をかわしていました。

結論から言うと、今でもこの子とは変わらず大親友です。私はこの子に色んなことを学びました。自分に素直になる事、伝えたい事は伝えた方がいい事、言葉は良くも悪くも相手に大きな影響を与えること。その他にも色々な事を学びました。大親友であり私の先生みたいな人です。

ここから私は、女性を好きという気持ちに嘘を付かなくなります。まわりにも胸を張って伝えることが出来るようになりました。と言っても友達や家族にだけですが。そのお陰で大好きな女性とも出会えて幸せな日々を過ごせました。まぁ、こんな感じでしょうか。あとはほんっとに書くことが無いです!笑

ここまで読んでくれた方、ありがとうございます☺️次は元恋人に向けての気持ちや整理、思うことをつらつら言葉にして書いてみようかと思います。

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