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Bullshit Rock'n Roll Star

REIMEIセルフライナーノーツ第三弾。

今回は『Bullshit Rock'n Roll Star』について!

(※注意⚠️ 少し毒抜きをするため、読んで不快になった人はごめん。)


(なんてちょっと怖い前置きをしてますが、そもそも曲について語るんやから仕方ない事である。)


oasisの「Rock 'n' Roll Star」という曲を知っているだろうか?

これこそが正にロックスターって感じの曲で俺は好きなんやけど


今作は"デタラメなロックスターは全員くたばれ"って意味合いで「Bullshit Rock'n Roll Star」というタイトルにした。

ロックスター像なんて人それぞれやと思うけど、俺は何かに抗って、訴え続ける生き様であって、それが人の心を動かしたり
或いは"まがいもの"を音で黙らせて蹴散らしたり

そう出来るのがロックやと思ってる。

誰かに履き違えてるとか、つまらない奴とか言われても別にどうでも良い。

ってそんな事を吐かしてる俺自身が愚かで無力なロックスター"擬き"かもしれないが

ただ流行の真似事して満足しちゃってる奴にはなりたくないって話で

何が良くて売れてるかわからんものもあれば、クソかっこいいのに売れてないバンドなんて沢山いる。

そんな現代のデタラメなロックをぶっ壊したくて書いた曲です。


難しくは考えず、勢い任せにそんな不満を吐き出していたら思いの外早く書き上げれた。

歌詞の内容が結構皮肉ってるので、本音とはいえ、ダサいと思う部分も含め、全てを曝け出して書いた。


<<< 右へ倣えだけは得意気にして
気付かせてやるんだデタラメなんだって
周りなんて気にすんな孤独なメロディーが
まさに今始まろうとしている >>>


REIMEIを曲順通りに聞いてもらうとわかるんやけど、Venusからの曲間は繋がるようにしてます。

ドラム→ベース→歌の順に入ってきてサビで徐々にバンドインしていく部分は、GREEN DAYのSheって曲をイメージしてみた。

サビ前の "まさに今始まろうとしている"
からサビに入るのもこの曲のワクワクポイント。

<<< 譲れないなら ギュッと握って離すなよ
心の内を 曝け出してよ
流行りの言葉と仕草で酔ってるだけ
恥ずかしさもなく 履き違えてる >>>



サビでも結構突っ込んだことを歌詞にしていて

それをスリーコードのサビで歌う潔さがこの曲の良さでもあります。

この曲のコーラス(ハモリ)もちょっとこだわって、下ハモと上ハモを行ったり来たりしてます。(ちょいむず)

曲全体的にシンプルで爽快なパンク調にしたけど、サビのメロディーが結構ポップで皮肉な歌詞と中和してるんよね。

サビ後の3層コーラスの部分がこの曲のフックとなっていて

「blues drive monster」ってピロウズの曲があるんやけど、"憂鬱な世界を踏み潰してくれないか"って歌詞が好きで入れました。

ここもbullshit rock'n'roll starで韻を踏んでて気持ちいところ。


<<< 幼い頃に 見た物語
ヒールに憧れた デタラメの中で
逆境に噛み付いていく
孤独なメロディーが まさに
今始まろうとしている >>>


やっぱり逆転劇が気持ち良くて好きなんです。
楽で、上手く行く事だけしていても
面白くなんてないから。

学校や会社という社会で1人が本音を溢せば
"お前はおかしい"と
寄ってたかって多数派は少数派を叩く。

ただそれが本物だと気付いた時、
手のひら返しで寄ってくるのにね。

最近では"多様性"なんて言葉で括られ
わかってない癖にわかってるフリをされ

俺にはそんな言葉、薄っぺらく聞こえる。

黙ってひっくり返すとこ見てろよって思う。

(毒吐いてすません。)


この曲でそんな事を歌ってるように思わせない
メロディーとアレンジが出来たので、俺は満足です。

ドライブしてる時に車ん中で流してもアリかもな!

ライブで演るのも超楽しみや。
(是非ともライブで見て聴いてほしい。)


ではこの辺で、次回は『忘却のオルゴール』について書きます!

お楽しみに!

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