Nikon Z 50撮影記:貨物船接岸
2024年9月30日。
今日で9月も終わり。
そして、今月2回目の港。
何かしらの貨物船が接岸している光景は珍しくもないが、今まさに入港というタイミングはあまりないというか、見ている暇もないのが事実。
高速道が混んでいなく、予定より早めの到着と入港が重なった。
どのようにして接岸するのか見ていたら、「バシュッ!」と船上からなにかを発射した。
写真には写っていないが、岸にも人が居て、船上から発射されたなにかを拾おうとしている。
が、駄目だったみたい。
やり直し的なやり取りがあって、再度発射する様子。
それが下の図。
発射したのは接岸に必要なロープを岸に渡すためのものらしい。
手でロープを投げることは非常に困難だろう。
失敗したからといって、予備があるわけでもない様子。
先ほどのなにかを人力で引き寄せ回収している。
このレンズではこれ以上寄れない。
そして、こうなったら次の発射を待たないわけにはいかない。
マイクで何やらやり取りが行われ、いよいよ発射されるようだ。
カウントダウンのような声が聞こたが、果たしてそれがどのタイミングを意味するのかわからず、高速の方の連写モードで撮る。
数撃ちゃ当たる作戦。
ただし、Nikon Z 50とSDカードの処理速度の問題がある。
あまり連続で撮りすぎると、処理中になって次が撮れなくなる。
これは過日、風に舞う落ち葉の撮影で経験した。
処理が間に合いそうな枚数で、発射の瞬間を撮りたい。
それはいつなんだとカメラを構える。
風が強く、発射する人も慎重になっている。
何度も失敗したくないと思う。
対峙した二人の緊張感が高まる。
発射は突然に行われた。
まぁフレームに収まったから良しとするほかない。
次もあるっぽい流れだったので、今度こそはと狙ったが、紐しか撮れなかった。
これは失敗してしまったらしく、次も撃つのかとおもいきや、もういいや的な話になって次の発射は無くなったみたい。
これ以上撮影を続けると自分たちの業務に支障をきたすのでちょうど良かった。
前回、失態を犯して助手席で帰るはめになったが今回は大丈夫。
それにしても、良いものを見させてもらいました。