オンライン指導0クレームの秘訣教えます!【オンライン授業】④
こんにちは!東京下町、都電線路沿いで学習塾を経営しているブラボー先生®と申します。今日も私の事を全く知らない皆様に向けて、新型コロナウイルス襲来で学校がいきなり休校措置となり、オンライン指導に踏み切ったワタシが、数回にわたり、どのようにして保護者の理解を得たのかについての話をGWから毎日投稿中しています!本日シリーズ第4回は、ではなぜブラボー先生の教室ではクレーム0件だったのか、について分析したことをシェアしますね。これこそブラボー先生の生命線て言うおはなしです。note初心者なので、あたたかい目で読んでいただけたらと思います。よろしくお願いします。只今フォロワー数11名、マガジンまとめにもフォロワーついて、俄然やる気になっているブラボー先生。GW休暇はあと残すところ2日。果たしてGWウイーク終わっても連載はつづくのか?
先日までのあらすじ
いやもう読んでください!そしてスキをおして戻ってくること(笑)
アンケート実施の記事はこちら
接続実験のススメ記事はこちら
オンライン自習室記事はこちら
0クレームを目指してやることはたった一つ
親御さんが子どもの学習の成果を知るのにはタイムラグがあります。それは例えば定期テスト(確認テスト・学力テスト)の結果や、通知表です。結果を見て、『ああ、うちの子伸びてるわ』とか、『まあ、うちの子伸びてないわ』とか、顔色クルクルさせます。
その後間違いなく『先生、うちの子大丈夫かしら?』って質問に来るわけですが、これだとダメですね。親御さんがそんな質問携えて来る状況だと既に、後手に回っていると思った方がいいです。
と、言うかはっきり言って回っています。
ウチの教室ではしつこいくらい『やるのは本人で俺じゃねえ(わあ乱暴)』って伝えていて、だからキミが勉強するんだよって話を一ヶ月もの長い体験期間を通じて、丁寧に、徹底的に親・子ともに仕込みます。
入塾時から出来るだけ【学業不振の言い訳⇒所属している学習塾の指導不足の所為】ってベクトルにしないことを意識して接しています。主役はいつでも子どもです。
ワタシの一日の大半を占める仕事は、そういう矜持とか、ポリシーとかモットーとか(尤もらしい事言っていますがほぼ同義語だと思ってください)を常に発信する事と、保護者と連絡を密に取り、出来るだけ『活動の見える化』を図る事です。
コンクリート・トラスト・リレーションシップです(ださ)。
シンプルですが、これが運営サイドにクレームが来ない施策で、今回オンライン授業移行する際に一番大切なことだったと感じています。保護者の側に立って、保護者がどんな情報を必要としているか。
保護者と一緒になって子どもの事を考えられるか。学習塾の先生はそこまでやっていると思うのですが、それを当事者同士で共有していないことが多いみたいで、とってももったいないなあって思います。
教育業界のイマ
どこの学習塾も、アルバイト講師を雇っていないって所は非常に少ないと思います。あったら最強だから、そこに今すぐ入塾しましょう。授業料高いかもしれませんが。普通はまあ、学生講師が子どもを見ている、ってケースがほとんどでしょう。
ウチの教室も教場展開したらすぐにでも教室長にしても大丈夫なくらいの社員講師、社会人講師数名居ますが、大多数は学生講師で、隠さずにお知らせしています。見りゃ分かるので言わずもがなですけど。
そして大手学習塾になればなるほど、『講師対生徒の密度』が濃くなればなるほどに、生徒よりも講師を獲得することが大変なはずです。講師獲得に困っている学習塾、多いのではないでしょうか(大手塾での高い月謝は生徒/学生講師を獲得する為の広告宣伝費・リクルート費用として有難く使用されてオリマス)?
対して、ワタシたちの教室は、毎年OBが大学合格発表と同時に報告に来てくれれるので、そのままリクルート活動が出来るわけで。もちろん誰でもいいわけではないので、そこで声を掛けるという事は、ある種、一次審査はもう既にパスしているという事ですよね。ウチの教室は、生徒も多いですが、講師もとても多いです(2020年5月現在、18名在籍)。そしてその8割は縁故で、そのまた8割はOBです。ありがたいですね。
教室の透明化、とは
さて、オンラインをやるにあたって多くの学習塾経営者がその導入を戸惑っていたのは(休校措置が延長になったので、もうやらざるを得ないでしょう)、シンプルに『どうすればいいのかわからない』、もしくは『授業のクオリティを(オンラインで)保護者様に知られてしまう』からではないでしょうか?
まあでもそれを危惧されている学習塾って厳しい言い方すると言語道断、遅かれ早かれ淘汰されると思っていますが。オンライン授業において、保護者は常に死角から子どもを覗いていると思ってもらって差し支えないかと思います。
ですが見られても恥ずかしくない授業を平時から展開していれば、これ別段困ることはないのです(むろん、オンライン指導にすることで新たな不便がでたあれやこれやに対しての改善はキチっとしなくてはなりません)。
当教室では『いつでも授業参観してね』って保護者に伝えているので、逆にそう言われると参加しないものなんですよね。ま、来たって全然構いませんけど。見られちゃマズイ授業などしていないので(笑)。
塾のOBが新入講師としての新しい身分で教室に来るときは、当然長い研修を受けてもらいます(およそ一ヶ月、25講座)。勝手知ってるとばかりに『ブラボー先生、お任せください』って自身満々に言う新人講師程、授業後『こんなに大変だったんだ』って泣きが入ります(笑)。
保護者にしてみれば、美容室と違い、学習塾ではブラボー先生だろうが新人講師だろうが保護者(生徒)は同じ料金(月謝)を支払わなくてはならないので、授業クオリティの均一性は取らなくてはいけないことなのです。オン(ウェブ)だろうと、オフ(対面)だろうと。
ここに自信をもっているアナタは、下へ。
教室の透明化への施策
当教室では開校後すぐに教務日誌を効率悪い物理日誌で書かせることを辞めて、とっととデジタルに移行しました。また、親御さんと密な連絡を取って信頼関係を築きたいと考えていたので、
〇講師との教務日誌にはTalknoteを、
〇親御さんとの連絡ツールには公式LINEアカウントを
それぞれ実装しています。当教室生徒平均2・5コマ、勉強をしているので、週に単純計算で400近くの教務日誌読んで講師に教務アドバイス・業務連絡を返信しています。
これをですね、希望する保護者にもシェアするサービスを平時から展開してます。たとえ希望がなくとも、ブラボー先生がシェアしなきゃいけないって思う子(良くできた子・宿題やってこなかった子など)も、毎週数十件ピックアップして送り付けています。
で、今回このコロナ騒動になり、オンライン授業に移行したタイミングで、全員の塾生に対してこの作業を自分に課すことにしました。対して親御さんから来た感謝のコメントやご要望などを今度はTalknoteの教務日誌にコピペしてシェア。こうしてコロナ以前よりも現在の方が密に保護者と連絡を取り、かつ信頼関係を強固にしたのです。
面倒見のダメ押し
普段から活動報告として週に一回HPのブログ内にUP、さらに体験・内部生の保護者対象にメルマガ配信をこれまた週一回欠かさず行っています。
コロナ禍で学校の授業再開が不透明な中、お子様の勉強機会激減に不安に感じる保護者が沢山いるのはわかりきった事でした。ですので、シンプルに発信の回数を5倍に引き上げました。
メルマガかブログ、毎日どちらか必ず発信をして、日曜日にも連絡入れて、信頼関係のさらなる向上に努めたのです。結果、多くのお母さまから、私の睡眠不足を心配する声が沢山とどくようになりました笑。感謝と心配と激励の声を出してる保護者様の目には、もう我が子を変えてくれるブラボー先生しか見えてません(大分言い過ぎ)。
おわりに
こうして、保護者様の絶大な信頼を得て、オンライン授業を前に進めることに成功したブラボー先生。明日は、オンライン授業の主役、ZOOMについてお話ししようと思っております(今さら!)。
すき!
↑先にいっておく
ブラボー先生®