見出し画像

子どもとのルール作り iPadの使い方と机に向かう習慣へのチャレンジ①

こんにちは、えこです!記事に目を止めていただき有り難うございます。

皆さんは子どもとの約束やルールを作るとき
どうやっていますか?
何か本やネットの情報を参考にしてますか?
それとも子どもと一緒に独自ルールを作ってる
という人も居るかもしれませんね。

今回からしばらくは、みきの力を借りながら
我が家の「iPadの使い方と机に向かう習慣」についての
ルール作りについての悪戦苦闘をお伝えしていきます。

画像1

子どもにとってのメディアという存在

スマホ、iPad、パソコン、テレビ
今やいろんなメディアが家の中に有ります。
私も仕事でパソコンもスマホも使ってますし
時にiPadも利用しています。

仕事上iPadを使っていたこともあり
また、子どもが書くことを少々苦手としている事もあって
小学校のころからiPadのアプリを使い
クイズ形式の問題を解いたり
漢字のなぞり書きなどをやったり。
学習アプリ以外にも、子ども自身が動画を編集したり
写真を加工したり、YouTubeを見たりしていたので
子どもにとっては、まさにマルチメディア
と言ったところです。

学校でも、コロナ禍からオンライン授業を
時々実施することも有り
今やメディアを使わせない
という制約が、子どもにとっては意味を成さないどころか
使えることが当たり前
という感覚に変わってきています。

画像2

メディアを手にした子どもに対しての大人の困りごと

こうした便利なメディアを手にするようになると
どうしても親としては、その使い方やルールについて
悩みはじめます。
もちろん私もその一人。

・時間はどうしようか?
・何のアプリをやらせるのはOKとしようか?
・メディアを使える場所はどうしようか?

などなど。
うちは比較的、ゲームへの依存はあまり強くなかったので
そこに対してのルールーは特別設けていなかったのですが
テレビがわりにYouTubeを見ていることが多く
この辞めさせ時に苦労していました。

こちらとしては明日の学校の事を考えると
だいたい何時までには寝て欲しいとか
宿題は何時までに終わらせて欲しいとかいう
願望はあるんです。
が、
それはあくまでも大人の願望。
子どもにとっては知ったこっちゃない!

画像3

以前のiPad使用ルール

iPadにはアプリごとに利用制限を設けることが出来ますよね。
YouTubeは何時間観たら観られなくなる
とか
iPad全体の利用時間を何時になったら使えなくする
とか。

その利用制限を使って
子どもと1つずつのアプリの利用時間を決めて
最終完全終了時間を22時
としてルールをやりはじめていました。

22時になると、全アプリが強制的に使えなくなります。
なので、仮にYouTubeを利用できる時間を2時間
として設定していても
22時になれば1時間しか見ていなくても
iPadは使えなくなる

という感じです。

見る時間を延長する場合は
親にパスワードを入力してもらった上で
1分延長とか15分延長とか
そういう許可を貰わないとなりません。

プロジェクトのコピーのコピー-7

親の首をしめるルール

最初はお互いに納得して始めたルールでした。
でも、この「時間制限」というものには
落とし穴も。

iPadが22時までしか使えない。
だから、この制約のある22時まで最大限
子どもは利用したいわけです。

学校から帰宅後、解放感で
自宅でゆるゆるしている子ども。
こちらとしてはさっさと宿題でも終わらせてくれよ〜
っと思いながらも黙って晩ご飯の支度をする。

その後、ご飯ができたからご飯を食べる、
テレビを見たいからテレビを見る
時々ゲームなんかをやったりする
家族で他愛もない話をしはじめる

こんなことをしていると、なんだかんだと
あっという間に時間が経っちゃう!

で、YouTubeや動画編集などをし始める。

ぼやぼやしてると、もう寝る時間も近くし
早くこっちはお風呂に入って欲しいので

「ほら、もう寝る時間も近くなってるし、
お風呂も早く入っちゃってよ!」
「宿題やらないと、眠くなってできなくなるでしょ!」

っと言う私に向かって
「だって10時までにやりたいことをやらないと
iPadが使えなくなっちゃうから!!」

っと・・・・・

プロジェクトのコピーのコピー-6

うちの子どもにとってはiPadが使える
最大限の利用権利を使い切ること
お風呂入ることよりも、寝ることよりも
一番優先順位が高い。

だったらいっそのこと、21時までにしてしまおうか?
いやいや、いっそiPadを取り上げてしまった方が良いのか?
だけど、そんなことして子どもの好きな事を取り上げて
何か良い事あるのか??

私はこの時点で、一体どうルールを設定したら
上手く行くのかが分からなくなってしまっていた。

そこで、私はみきにiPadの使い方や
この一連のことについて相談したところ
カバンや制服を置ける様になったように
ルールの設定を一緒に作ってみよう!
っと提案してもらった。

なかば絶望的な気持ちになっていた私に
天から光が差し込んだ瞬間。
(大袈裟じゃなくて、ほんとにこう言う気持ちだった!!)

次回以降からは、
このルール設定についての過程を
少しお話ししていきたいと思います!

ここまでご覧いただきありがとうございました。

From えこ

※応用行動分析学に基づく取り組みを通じて
指導を受ける側として感じたことを書いています。
応用行動分析学の正確な説明や技術と異なる場合があります。
※日本でブラインドドッグ(目の見えない犬)を手伝う、世界でも数少ないエキスパート・トレーナーであるみきに、応用行動分析学に基づいた目線で環境への工夫やアレンジをアドバイスしていただいています。

みきのプロフィール
Miki Saito/動物の行動とトレーニングのコンサルタント




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?