Braveridgeにおける「広報」の役割
「広報」とひとことで言っても、その指し示す範囲はその企業や人によってさまざま。
社長の小橋が「情報発信に力を入れる」「広報を作ろう」と言い出してから、当初はその「広報」の意味するところの擦り合わせから始まりました。
というか、小橋自身もそこが明確にイメージできているわけじゃない。
なので、対外的な発信、外部の方の目に触れるものはすべて自分の役割だと解釈して始めました。
それ広すぎん?
そう思った方、そりゃそうです。
でも、この会社、技術者の塊のような会社で、営業はいますが、広報の役割を担う者もマーケティングの役割を担う者もそれまでは存在していなかったのです。あえて言えば、小橋自身の存在が広報でした。
先ずは、広報に就く前からスタートしていたコーポレートサイトのリニューアルと、オウンドメディアであるTechBLOGの立上げを手がけました。
それからはこれらを運用して情報発信です。
そこから1年。
現時点での、この会社での明確な共通認識としての「広報」の役割。
ひとことで言うならば『長距離砲』です。
対外的な情報発信のうち、顔が見えている相手への情報発信=『短距離砲』は、今年営業内に新設したマーケティングチームの役割。
「広報」は、顔の見えない相手に情報発信をする『中・長距離砲』。
遠方に弾を撃ち続け、顔の見えない相手を、如何に『短距離砲』の射程=「顔の見える距離」にまで連れてくるか、ということです。
ここまで読むとお気づきの方もいると思いますが…ということはですよ?
そこにお金を使う/使わないの区別はありません。一般的にいう「広報」「マーケティング」両方の役割を持っているということです。そう解釈しています。
そんな『長距離砲』ですが、まだまだ実力は『中距離砲』。
今のBraveridgeは「知る人ぞ知る」存在にすぎません。一般の知名度はまったくありません。さまざまな手段で情報発信をしても、少なくともBraveridgeの名前を知っている層にしか届いていない。
ここに大きな課題があります。
次回以降は、その『中距離砲』の射程を伸ばし『長距離砲』にするために、今、考えていること、やろうとしていることを書いていこうと思います。