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ミルクの自己紹介

私の記事を読んでくださる優しいあなたに
私がなぜ映画、特に洋画や海外ドラマを好きになったのか
自己紹介も兼ねて書いてみたいと思います。


この2年ぐらいで私が映画を楽しめる時間の比率がぐんと増えたと思います。

子供たちが成人して独立して私の時間が増えたこともあったでしょうが

AmazonプライムビデオやNetflixなどを自宅で気軽に楽しめるようになった背景が大きいと思います。

特に2年前、コロナで映画館で観る機会が減った頃
大好きな映画を映画館で見れない時期にはAmazonプライムビデオやNetflixにはとてもお世話になりました。
今でも変わらず毎日なにがしらの映画や海外ドラマを楽しんでいます。

もう50年以上前の番組ですが「奥様は魔女」という海外ドラマをあなたは ご存知ですか?(1964年〜1972年アメリカABCで放送)

ソニー・ピクチャーズ引用

私の記憶に残っている最初の海外ドラマがこの「奥様は魔女」です。

これが小学校低学年だった私の海外ドラマ大好きデビューになります。

サマンサという魔女(とってもチャーミング)が人間の男性と結婚して巻き起こすコメディドラマです。当時のアメリカの家の中の様子や生活様式にとても憧れを抱いて、小学生の頃に見ていました。和式の畳生活の私にとってはアメリカのリビングルームやベッドルームなど見るもの全てが新鮮でした。

ドラマだけにとどまらず外国に興味を持った初めのきっかけも、この「奥様は魔女」だったと思います。当時は録画などもできなかったので、放送時間にテレビの前でワクワクしながら毎回見ていました。(もちろん吹替でしたが子供の私は日本語を話せるアメリカ人が出演していると信じていました。)


その後、NHKで放送された「大草原の小さな家」(1974年〜1983年)に夢中になりました。主人公の少女ローラの一家を中心とした物語で、どんな困難にも家族で乗り越えるストーリーと古き良きアメリカ開拓時代の生活に魅了されてしまいました。

インガルス一家[NHK引用]

私個人的には秀才で美人のローラの姉メアリーのファンでした。


私が高校生ぐらいまでは家庭にビデオデッキも無く
もちろんレンタルビデオ屋さんも存在しなかったので

「さよなら・さよなら・さよなら」でお馴染みの 淀川長治さんの「日曜洋画劇場」や

「映画って本当にいいもんですね」で有名な、水野晴郎さんの「金曜ロードショー」などを毎週テレビで観る事でしか洋画を楽しむチャンスはありませんでした。

しかもジャンルや作品は選べません。ただ放送された映画を見るのです。

もしあなたが若い方なら想像できますか?

見たい番組や映画を観るためにその時間に帰宅して、テレビの前でスタンバイしている姿を。


しかもテレビの数イコール家族の人数ではないので(私は4人家族でした)チャンネル争いも起こりました。
弟とジャンケンして見る番組を決めたり
野球好きな父が野球を見るシーズンでは雨で野球の試合が中止になったら喜んだり・・・そんなのどかな時代

いつでもどこでも映画を楽しめるなんて今は便利で良い時代になったもんです。


短大生(40年ほど前)になってから、映画好きな友達と映画館通いが趣味になり、私の映画熱は一気に高まりました。

1980年台後半からの映画最盛期による影響もあったことでしょう。


E.T.やインディージョーンズ、トップガン、愛と青春の旅立ち など大ヒットした映画の数々!

ハリソン・フォード、トム・クルーズ、リチャード・ギアなどの俳優さんたちにお熱を上げた青春時代でした。


最近『トップガン・マーベリック』でも再注目されましたが

「トップガン」のトム・クルーズには本当にメロメロでした〜

私の中の『トップガン』はやっぱり若かりし トム・クルーズの印象が強くて・・・

トップガンと言えばこのトム

たまたま同じ短大の友人2人が映画好きだったこともあり、彼女たちと毎週末は大体 梅田の映画館に足繁く通っていました。当時は映画館で指定席の制度が無かったのでチケットを買ったら上演まで並んで待って、開演と同時に席の取り合いなんかも懐かしい思い出です。

E.T.が大ヒットした時はあまりの観客の多さに立ち見や通路に座って鑑賞した記憶も懐かしいです。(昔のナビオ阪急)今なら密状態でとんでもないですね!


そんな映画三昧の短大生活が終わり、社会人になった頃からカセットデッキが発売されて家でもVHSビデオを見れるようになりました。

私は、レンタルビデオ屋さんから毎週何本も借りてきては飽きもせず一人で映画を観ていました。

実は夫と知り合ってすぐに彼に「絶対知らんやろうなぁ」と思いつつ   ルキノ・ビスコンティ監督(イタリア映画界の巨匠)の話をしたらなんと彼がビスコンティ監督の作品をとても好きだと分かり、話が盛り上がって付き合うきっかけの一つにもなりました。

U-NEXT引用

この画像は 「ルートヴィッヒ 神々の黄昏」です。

ビスコンティ監督の代表作品は、山猫、ベニスに死す、家族の肖像、ルートヴィッヒなどがあり少し難解な映画ですがノーブルで美しい映像と独特の世界観が好きです。

夫と結婚したのも『映画が結んでくれたご縁だったのかもしれません。』


それからは結婚して子育てに忙しくなり、映画館で見る映画がドラえもんやポケモン、ちょっと子供が成長してからは宮崎駿と変わって行きましたが


『やっぱり私が本当に好きな映画は洋画です。』


今は子育ても終わり、時間が許す限り好きなだけ映画を楽しむことができて幸せな時間を過ごせています。


なぜ私はそんなに映画に魅せられるのでしょうか?

それはたぶん映画を見ている間は自分とは違う人のストーリーを経験する魔法にかかることができるからだと思います。

ごくごく普通の人として生きてきて
特に輝かしいキャリアがあるわけでも
スケールの大きいことをしたこともない私ですが

映画の中ではヒロインやヒーローになれたり

行ったこともない場所や空間を垣間見ることがいくらでもでき

時には現実逃避したりも🍀

きっとそれが私にとって必要なことなのでしょうね。

これまで何をしてもあんまり継続できてないことが多い私ですが

心から好きで楽しめることは残っていくのだとこの年になって感じています。

私にとってはそれが『映画』なのです。

なんか熱く語ってしまいましたが自己紹介をそろそろ終わります。

こんな頭の半分以上(もっとかも)
映画のことばっかり考えている私ですが
よければこれからもお付き合いよろしくお願いします。

貴重なお時間、最後までお読みくださりありがとうございました。

この記事は以前candy@で書いた記事のリライトです


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