魔法の言葉「まぁいいか」
「まぁいいか」の力 ー 自分を解放する
ための言葉
毎日の生活の中で、私たちは様々な悩みやストレスに直面します。仕事でのプレッシャー、家族や友人とのすれ違い、さらには自分自身への厳しい期待。そんな中で時に心が疲れてしまうこともありますよね。私自身、何度もそのような状況を経験してきました。そんな時、私が頼るのはこのシンプルな言葉です。「まぁいいか」。この言葉には、慰めだけでなく、未来へ進むための力が隠されています。今日はその力についてお話ししたいと思います。
1. 「まぁいいか」とは何か?
「まぁいいか」は、完璧を求めないことの象徴です。すべてがうまくいかない時でも、その場で立ち止まるのではなく、一歩引いて状況を見つめ直すための言葉です。この言葉を使うことで、無理に解決しようとするのではなく、自然に心の余裕を持てるようになります。
2. 日常の中で使っている「まぁいいか」
例えば、仕事で何か失敗してしまった時を考えてみましょう。私は介護の仕事をしていて、利用者さんとコミュニケーションを取ることが日々の仕事の一部です。ある日、一人の利用者さんに対して少し強めにお声がけをしてしまい、後でその方が少し落ち込んでいる姿を見かけました。その時、私は一瞬後悔して、「もっと優しく話せばよかったのに」と自分を責めそうになりました。でも、そんな時こそ「まぁいいか」とつぶやき、自分を許すことにしました。これ以上考え込んでしまうと、他の方に対する対応にまで影響が出てしまいます。自分の失敗を認めつつ、それを引きずらないようにする。これが「まぁいいか」の力なんです。
また、家族との関係でも同じことが言えます。たとえば、何気ない言い争いが起きた後に、「なんであんなことを言ってしまったんだろう」と後悔することもあります。でも、すべてを完璧にしようとし続けると、感情的にも疲れてしまいます。そんな時、「まぁいいか」と思うことで、一旦心をリセットし、次の機会に向けて気持ちを切り替えることができます。
3. 「まぁいいか」は甘やかしではない
「まぁいいか」という言葉は、決して自分を甘やかすものではありません。むしろ、自分を追い詰めることなく、今できることに集中するためのメンタルツールです。例えば、完璧主義の人は特に、この言葉を口に出すことが難しいかも知れません。ミスや失敗を許すことができず、自分に厳しくなりすぎる傾向があるからです。でも、そのままだとストレスが積み重なり、いずれ心が疲れ切ってしまいます。「まぁいいか」は、そんな完璧主義から少し距離を置き、自分に優しく接するための大切な言葉です。
4. 心に余裕を持つために
私がこの言葉を使い始めたのは、日々の忙しさの中で感じるストレスを減らすためでした。何かがうまくいかなかった時や、予期せぬトラブルに巻き込まれた時に、一度深呼吸をして「まぁいいか」とつぶやくことで、心が落ち着き、視野が広がります。問題に執着しすぎないことで、自然と新しい解決策が見つかることも多々あります。
例えば、私が心理カウンセラーを目指している過程でも、うまくいかないことや焦りを感じる瞬間は多くあります。そんな時にも「まぁいいか」を使って、焦らず自分のペースを守るように心がけています。
5. 次のステップへ進むために
「まぁいいか」と思えることは、決して諦めることではありません。それは、一旦その状況を受け入れて、心の負担を軽くすること。そして、リセットした心で新たな一歩を踏み出すことです。この言葉を使うことで、問題に対して柔軟な対応ができるようになり、次のステップに進むためのエネルギーを取り戻すことができます。
6.最後に
「まぁいいか」という言葉は、私にとって慰めであり、同時に前進するための力を与えてくれる言葉です。皆さんも、自分自身を少し解放するために、この言葉を日常で試してみてください。自分を追い詰めるのではなく、少し優しく、そして柔軟に前を向くための小さな一歩として。「まぁいいか」は、その瞬間を乗り越えるための最高のパートナーになるはずです。
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