RE_PRAY佐賀公演 ライブビューイングの感想
ライビューの感想を書き散らかします。やたらと長文です。あしからず。
現地でロングサイドから観るのとライビューの映像を通して観るのではやっぱり印象が違いますね。特に三毒様は中央モニターの映像をバックにあのパフォーマンスを観ると迫力が増します。色んなアングル、寄りの映像を大画面で楽しめるのがライビューの良いところ。なんですが要望もあります。滑ってる時は足もとが見切れないよーに映してほしい。それと「いつか終わる夢」のスパイラルはロングサイドから切り替えなしで映してほしい。真っ直ぐにゆっくりと進むスパイラルは何度観ても息を飲む。佐賀初日にロングサイドからあれを観れたのは眼福でした。
初日の「破滅への使者」はジャンプが不調で楽日の6分間練習はハラハラしっぱなしでした。楽日もジャンプは苦戦してましたが、最後の4T3S3Sの連続ジャンプを降り、その後の3Aも降りた時は拍手に力が入った。映画館なのに皆んな力いっぱい拍手してました。
一般的なアイスショーだと転倒は失敗なんだろーけど、これクジャ様が最後の戦いに挑んでいる場面だと想像すると演出に思えるから不思議。クジャ様は魂のリミッターが設けられていて、タイムリミットが迫る中、世界を破滅に導く戦いに挑み敗れるとゆー敵キャラです。色々と可哀想なキャラみたいです。解説はこちら。↓↓
あとですね、一幕と二幕の冒頭で「流れる命を手にする?」と問う場面ありますよね?一幕ではYES、二幕ではNOを選択した場面。最初はゲームの世界の選択を表してるのかな?と思ったんです。でもにゃちだーやさんの解釈がすごく興味深くて、↓↓
この解釈がお気に入りでした。が、今回のライビューでは自分の中に沸いてきた解釈があって、それを書いておきたい。ここから長いです。
流れる命って選手生命なのかな?と思ったんです。競技の世界では毎年ジュニアからシニアに上がってくる選手がいて、その中で勝ち続けなければ淘汰されていく。流動的に選手が入れ替わる世界で生き残るとゆー事は、誰かの選手生命を奪っているとも言える訳で、一幕のYESは競技選手を選択した自分を重ねてるのかな?対して二幕のNOは競技選手である事を選ばない、つまりは競技を離れた自分を表してるのかな?と思ったんです。この時の羽生くんの語りは以下のとーり。
水中が競技の世界だとして、光る水面はトップ選手がいる場所、水面を離れ沈んで行く、命の水が枯れるとは競技選手としての選手生命を終える事、そのよーに思えました。その後の羽生くんの語りがこれ。↓↓
スケート連盟の登録選手、特別強化選手、こーゆう肩書きが無くなる。設定がない。アイデンティティを喪失した状態を空っぽのうつわと表現したのかな?GIFTでも水に沈んでいく場面がありましたよね?あの場面と被りますね。その後の「天と地のレクイエム」は競技選手を終えた自分への鎮魂のよーでした。その後の語り。↓↓
この場面が1番好きかもしれない。プロとして進み始める時の羽生くんの心情が表れてる気がするんです。命の水が枯れたと語っていたけど、水は再び落ちてきた。プロアスリートとして再生するための命の水だと思うんです。またこの後のハク様が秀逸。全てを浄化していきますね。その後の語り。↓↓
羽生くんの選択は希望に繋がっている。「春よ、来い」で再びそう思えた。
たまアリからRE_PRAYを観続けてるけど、その都度ちがった印象、発見があって、見飽きる感じがしない。羽生くんの中から生まれてきた物語を何度でも味わいたい。今日のディレイビューイングも楽しみにしています!
まだ書きたい事はいっぱいあるんだけど、長いから一旦終わりにします。お読みいただきありがとうございました!