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人生を変える!必殺!怒りコントロール



みなさんも一度ぐらいは
相手のことで頭がいっぱいになるほど怒りの感情が満ち溢れたことがあるのではなかろうか




拳の喧嘩なんぞしたことない、温厚選手権上位入賞間違いなしのすーさんでも
他人に対して怒りの感情が溢れてしまいそうになったことが何度かある。



怒りをパワーに!なんて言葉もあるが
個人的には正常な判断ができず物事の遂行に妨げしかないのではないかと思う。


今回はそんな『怒り』について個人的に身につけた感情のコントロールの話をしよう






・怒りとは



まず怒りの認識


怒り(いかり、英: anger)とは、人間の原初的な感情のひとつで、様々な要因・理由で起きるもの。 例えば目的を達成できない時、自分の思い通りにならない時、身体を傷つけられた時、侮辱された時などに起きるものである。 憤り(いきどおり)とも言う。 特に激しい怒りは憤怒(ふんぬ。


ふむふむ


怒りと言ってもいろいろある
今回体を傷つけられたor侮辱されたは怒りの種類が違うと思うので割愛
なんなら怒るべきと思う。キリッ




車に乗っていれば急な割り込みに腹が立つし、
予定をドタキャンされて時間がずれれば、後の段取りが狂い腹が立つ
指導をした相手に反抗的な態度をされれば腹が立つ

そう、いま話をしてるのはこのちっぽけで誰にでもありそうな対人の怒りのお話。




・怒りのちイライラ




サラリーマン時代は後輩の指導をすることも多く、ちゃんと作業しない後輩に対して怒りを感じたことも多々あった。

あとは工場の風紀、運営に対して一任されていたこともあってか
使った工具は元に戻す。
汚れた床は掃除する。
ゴミはゴミ箱に捨てる。
そんな当たり前のことができない現状に怒りが蓄積する日々が続いていた。



お分かりいただけただろうか

怒りができる→それを吐き出せない→違う怒りが追加→それを吐き出せない→イライラしてくる

この負のサイクル。


怒りはその時点で発散できれば消えるというのが自論。
方法に制限がないとすれば
対象物に対して暴力をふるうなど物理的なものに変換して消費したり
口頭で言い負かし相手が降参することで消費したり


ただそんなに上手く消費できないのが世の中。
パワハラ、モラハラ、暴力事件になりかねない。
実際すーさんの上司はその処理をうまくできず暴言で自滅。アーメン。


そんなしがらみもあってか
大体の人が怒りがコツコツがたまってくるのがセオリー。
ある程度怒りバロメーターが上がってくるとイライラポイントに変換されるシステム


これが厄介


イライラはとにかく何事にも集中できない。
集中できないから次の仕事や物事が完成、達成できない。
そして上手くいかないことにイライラする。

そうこれがイライラの複利。


最終的には関係のない家族や友人に対して八つ当たりしてしまうような最悪の事態に


このまでいくとイライラはもはや最初の怒りとは別の感情になってるので
時間が経てば経つほど当の本人も何でイライラしてるのかわからない、わからないから治らない。



種類は違うがホルモンバランスの乱れにより嫁さんがイラついてた時
にんにくたっぷりのボロネーゼが食べたくて仕事帰りにミンチ買って夜遅くに作ってたら

お腹弱いのににんにく入れすぎやろ

と怒られたエピソードがあるが
後日聞いてみると無性にイライラしてただけであって何に腹が立っていたのかはわからないとのことだった。


次の日も朝から仕事があるのに深夜帯にボロネーゼを作る神経がどうかしてる件については今回は置いておこう。



理由のないイライラは怖い
というよりイライラには理由がない。



とにかくそうなる前に解決しておくことが重要になってくるのだ。



・必殺怒りコントロール



生活していく中で振りかかってくる怒りのきっかけ、ようは自分の思い通りにならない出来事を未然に防ぐのは不可能。


じゃあどうするの?

方法は簡単です。



『適度に期待しない』



これに尽きます。




結局のところ自分の思い通りにならないと言うのは
相手に対しての期待値が高すぎることで生まれる理想と現実の乖離が原因だと考えます。



前職の従業員の作業着の脱ぎっぱなしによる更衣室の乱雑さが問題になった時


更衣室は2階で洗濯BOXは1階にあるのでめんどくさいのはわかるが汚すぎるということで上司から依頼され指導する機会があった


名札がついてるので脱いだ本人に直接注意するというスタイルをとっていたが一向に治らず

※この時点では『怒り』

毎回平謝りはするので一旦堪えるものの
毎回理由が『忘れちゃうんです』
怒ってる最中からうるさいなー感がすごい。


※この時すでに『イライラ』



作業中もずっと脱ぎっぱなしの作業着のことが頭から離れず、目の前の仕事に集中できなかったことを覚えている。



これは、注意すれば次から洗濯BOXに入れてくれるだろうという期待が原因でした。



なので
ここでマインドコントロール。


そもそもこの人は家が汚い(仮説)
汚れた衣服が一定数溜まってきたら洗濯する環境で暮らしてきたから(仮説)
自動的に洗濯してくれる会社の場合、洗濯物が溜まらないのでその辺に脱ぎ捨ててしまうんだろうな。
なんなら脱ぎ捨ててるのはいつもロッカーの前、そこが彼なりの洗濯物置き場なのかも(仮説)



と、仮説まみれでいいので理由付けをして期待値をぐっと下げることで腹が立つこともなくなりました。
現状起こってる問題に対して自分を納得させることが重要なのです。



すると本当の解決方法を集中して考えることができ



結果、そのまま放置する放置箱を更衣室内に作成してそこに放置作業服を溜める
すると洗濯業者から帰ってくる作業着が減ってくるので必然的に着替えがなくなる
着替えがなくなったことで本人は作業着の行方を探し出す
放置箱に入ってることを確認して自分で洗濯BOXに移動させる
その手間がしんどい+汚い作業着を着続けなくてはいけないリスクを負うことになるので
自ら脱ぐたびに洗濯BOXに入れるようになった。



期待しないマインドが働いているので
自分の作業着をBOXにいれるという当たり前のことをしてくれるようになっただけで
変な幸福感が得られます。お得。


というわけで更衣室の秩序は保たれました。めでたしめでたし


他にも応用編がたくさんあるのですが全て書き出すとすごい量になるのでまたの機会に




適度に期待しないという技はプライベートでも使えるので
日常の小さな怒りが軽減されますよ!


尚且つ期待値を超えてくることが多くなったので相手の少しの気遣いで幸福感を得ることができ、一石二鳥。


心に余裕ができるのでより温厚な性格に



唯一注意点は
あまりにも『期待しない』を追求し続けるとその雰囲気が相手に伝わって捻くれ者扱いされる可能性が高くなることです。



あくまで自分の中で納得させるための手段なので相手に感じ取られないように



個人的には理想の4割減ぐらいがベストかな?



参考までに!


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